<   2006年 12月 ( 39 )   > この月の画像一覧

いなかのせんきょ 藤谷 治 / 祥伝社

図書館で借りました。1年前の本です。書評で興味がわきましたが、ようするに選挙の話です。きっかけがつくり話のような(小説だから当然ですが)もので、どうなるのかドキドキですが、終ってしまえば勧善懲悪。それは著者も、それが前提で書いてますよ、といわんばかりの筆致。でも選挙戦での両陣営の浮き沈みや、家族・周辺住民の動揺、選挙工作(といえるかどうかのイタズラ)など、飽きません。
それどころか、最後の章は、ホロっときてしまいます。
来春の統一地方選挙も始まる前からどうなるのかわからない様相。書かれているとおり選挙というのはどうしても熱を帯びてしまうようで。だからおもろいのでしょう。

図書館で借りました
[PR]
c0032392_23554518.jpgロビンソンの末裔 (1964年) 開高 健 / 角川文庫

開拓農民の記録」に引用されていた作品です。まさにテーマそのもの。
都庁職員が戦時中、食うに困る日々を送っていたところに北海道開拓のおいしい話を聞きつけ、飛びついてしまうものの、移動中に終戦。上川地方(と思われる)に入植してみれば、当初の話とはまるっきり違い、住む場所も無ければ貸し出されるはずの農機具・種など一切が反故。土地は酸性が強く、土地改良を施しても5年は作物が育たない。

「開拓農民の記録」は記録や聞き取りをもとに構成されたものですが、それをそのまま小説にしたような作品です。中央図書館の地下書庫から出してもらったボロボロの、昭和39年の文庫本なもので、悲惨さが本自体から伝わる仕組みになっています。

偶然この本を伴って上京、作品冒頭に登場する上野で飲みました。
見渡す限りの原野で大学院時、雪をかきわけて河川の水質調査によく走りましたが、熊の怖さや、足の裏から伝わる寒さと広過ぎる空間による心細さは、今作の舞台設定当時と変わっていません。
もっと皮肉れば、内地が困窮するときはとにかく北海道に押し付けちゃえ。北海道は自然がいっぱい。食べ物は美味しい。…でも冬の厳しさや交通の便の悪さは知らないふり。北海道に来て困っても、好き好んで来たあなたたちが悪い、と言わんばかりの見捨て方をする本書に登場する役人は、現代でも変わりません。「試される大地」は昔から試されっぱなし。

開高さんの作品では「日本三文オペラ」も終戦直後を描いていますが、舞台が大阪と北海道の違いなのか、あっけらかんとしたワイルドさとは対極の、貧窮極まるシーンの連続。一応アウトドアだし、一応最近流行りの「退職したら農業をしたい」を地でいってるのだけど。

地味な情報ですが、開高さんは大阪市大の先輩にあたります。奇しくも私が在学中に亡くなりました。大学生協では追悼フェアを行っていましたが、現在ほど書店のPOPが普及していないこともあって、これまた地味な販売促進でした。

図書館で借りました
[PR]
代々木アニメ学院 民事再生法を申請

札幌校 札幌など全国十二カ所で声優養成などを手がける「代々木アニメーション学院」の運営会社代々木ライブ・アニメイション(東京)は七日までに、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約二十二億円。各校は通常どおり授業を続ける。

 申立代理人の原田敬三弁護士(東京)によると、前経営陣による放漫経営が破たん原因。今後、金融機関などに債権カットを求める再生計画を作成する見通し。
 同学院は一九七八年に設立したアニメ専門校の草分けで、生徒数は約六千人、職員は四十人。札幌校(札幌市中央区南三西六)は九二年に開校し、生徒数は約二百二十人、職員は契約社員も含め十人という。
 今年四月からは落語家の三遊亭楽太郎さんが非常勤で学院長に就任していた。しかし、帝国データバンクによると、少子化や同業他社との競争激化で、売上高は九八年四月期の七十七億円をピークに、二○○五年四月期は約五十億円にまで落ち込んでいた。

【本日付北海道新聞
札幌校は、狸小路に面しています。シアターキノと同じビルです。休日には生徒がアーケードで催し物をしていたりして、賑やかでした。
ヲタクが評価されるようになり、アニメが文化として輸出されるようになり、学校とはいえ世代を問わないから少子化の波は受けないなど、追い風かと思っていたらそうでもなかったようで。
午前 執行役員会議。
お昼 会長不機嫌。一昨日の銀行折衝をさっそく裏切る構えを見せている。
    ブラフもここまでくればただのガキのダダこね。せっかく午前中に幹部の意思統一を
    はかっても、トップの上がこれでは士気に関る。
午後 社内打合せ。部長から後ろ向きな話、過去の愚痴、社員の悪口をグチグチ
    聞かされ腹が立ち、声を荒げてしまう。相手も逆ギレ。収拾つかなくなり、設計部次長に
    仲介に入ってもらう。会長といいこのひとといい、70歳過ぎて健康なのは、
    例外なく老害(韻を踏んでます)。
    道央地区測量協会 理事会(札幌土地家屋調査士会館)。
夕方 札樽若力会 役員会&忘年会徳寿 しんら亭)。
    本当は道央協会も忘年会。若力会の忘年会を1週間ずらしたのが裏目に出た(泣)
    道央協会は理事で、若力会が副会長だから、忘年会では後者を取りました。
[PR]
技術力重視の入札方式 ダンピングに国交省が新対策

 国土交通省発注の公共工事の入札で極端な低価格での落札が激増していることから、同省は、業者の技術力をより重視する入札方式への改良など、ダンピング排除に向けた対策をまとめた。8日に発表し、予定価格2億円以上のダムや橋の工事を対象に年内に試験導入する。大手ゼネコンが「脱・談合」を申し合わせた昨年末以降、低価格入札が相次ぎ、粗雑な工事や事故が懸念されることから、価格だけでなく質も含めた総合力の競争へ、公共工事入札の転換を図る。

 技術力の評価に際し、発注者側の意図による不正を懸念する声もあるが、国交省は「評価結果を公表し、外部の学識者の意見も聴くので、中立公正は確保できる」としている。
 今回のダンピング対策は、今年4月に続く第2弾。第1弾は施工の監視が中心だったが、安値受注に歯止めがかからなかったため、自民党国会議員や建設業界が政府に追加対策を求めていた。
 新しい対策は、価格だけでなく技術力も加味して請負業者を決める「総合評価方式」入札の改良に重点を置く。評価の計算式を修正して技術力の点数配分を3割増やし、技術の劣る業者が安値で落札することを封じる。
 予定価格の67~85%を下回る安値で落札した業者に対する「低入札価格調査」も、現行の聞き取り型から資料重視型へ改める。業者に材料費や人件費の内訳を示す資料を提出させ、安値の根拠を合理的に説明できなければ失格にする。
 業者の入札参加資格を決める際に国交省が参照している過去の施工実績は、現行の「過去10年以内」から「15年以内」に対象期間を延長。目先の実績をほしがる業者が、無理な安値で受注するケースが減るようにする。
 金融機関の保証を得た業者だけが入札に参加できるようにする「入札ボンド制度」も、導入範囲を拡大。保証元の金融機関の監視機能を活用し、赤字覚悟の受注に歯止めをかける。
 国交省の低入札価格調査の件数は、04年度の492件から05年度は942件に急増し、今年度は上半期で429件。また、04、05年度完成の1億円以上の工事310件のうち、予定価格に対する落札額の割合(落札率)が65%未満の工事は、品質などを評価した点数がどれも平均点未満だった。国交省は、落札率と工事の質は相関関係にあり、「安かろう悪かろうの傾向がある」とみている。

【本日付朝日新聞
入札予定価格2億円以上が対象となれば、当社には無関係な記事です。
でも問題は、100万円でも1000万円でも同じです。
適正価格という正論が、談合の絶対悪という報道で上書きされている風潮を危惧します。

福島県知事はダム工事絡みの収賄で逮捕。弟が談合で逮捕。
和歌山県知事はトンネル工事絡みの談合で逮捕。収賄で再逮捕。
深川市長は昨日、小学校舎工事に絡む官製談合で逮捕。
宮崎県知事も橋梁設計に絡む官製談合で逮捕されることになる模様。

このところ首長の談合容疑での逮捕が目立ちます。共通するのは、贈収賄がセットになっていることです。
平成11年の上川支庁官製談合事件では、当社を含め約200社が摘発されました。これが最近の官製談合と異なるのは、贈収賄が伴わないところにあります。
一般に「談合」とは、少ない企業間で仕事をうまく回して落札価格を吊り上げることを指します。当時の道庁が行っていた「談合」と称されるものは、業者を儲けさせるものではなく、技術力と業務請負状況を勘案し、適正な価格で発注できるように考えられた、いわば「配慮」から発生したシステムです。
これが独禁法に抵触していたから摘発された、といわれればそれまでです。しかし、業者は適正価格で受注できたからこそ、自信をもって良質な成果品を納められました。技術者の配置、設備投資も無駄なく行えました。だからこそ北海道の開発・保全に寄与できたものと、業界は自負しています。
ダンピングが横行するようになって、利益が出るか出ないかの入札価格を強いられるようになりました。赤字覚悟で取った仕事は、業務を進める過程で、想定し得ないトラブルや設計変更により赤字に陥ることはままあります。そこで納められる成果品が粗悪になる可能性は、否定できません。まさに「安かろう悪かろう」。
「談合」を禁ずれば、ダンピングに発展するのは目に見えていました。だからこそ先人は、それが官製談合とわかっていながら、発注者自ら調整に乗り出していたのです。ダンピングを禁ずれば、新たな弊害が出るやもしれません。しかし、まずはダンピングを止めさせるのが先決。そのためには2億円以上などと、高尚な次元でチマチマ試行されていては、100万円でしのぎを削る中小零細の体力がもちません。
マスコミも無闇に談合談合と煽らんでいただきたいものです。

午前 社内打合せ。
お昼 ロータリークラブ例会。
午後 帰社。来客。社内打合せ。
[PR]
午前 銀行のみなさん来社。
お昼 会食。
午後 帰社。社内打合せ。
明日付の北海道通信に、札幌建設業協会と大札幌建友会が今日開催した「えせ同和対策講習会」についての記事が載ります。札建協の暴力対策委員長は「反社会的な勢力が巧妙に動き回っている」とあいさつ。札幌法務局人事擁護部から講師を招き「同和問題~えせ同和問題を中心とした人権問題について」と題した講演を聴いたそうです。講師は同和問題の経緯を紹介、えせ同和行為の現状や対応の要点を説明、「毅然とした態度で臨むことや、組織全体で対応することが重要」とのこと。
両協会は、伊藤組社長と岩田建設社長をトップとする団体ですので、同じ建設業といっても私共委託とは異なります。実際に工事業務に取り掛かる両団体加盟企業は、そうした問題を日常的に抱えているのでしょう。しかし、先日の電話でもあったように、委託企業も被害を受けないとは限りません。協会理事としてこのテーマを機会を見て提案したいものです。
[PR]
午前 道庁直行。寒い。帰社。会議。
お昼
当社の近くに北海道不動産会館があります。ここの1階で不動産業者に関する苦情を受け付けていると聞き、出張ってみました。当然、逆ギレ無断駐車のあの業者の件です。応対に出た相談員(のような立場に見えた)は一通り説明を聞き終えるや「なんて非常識な!」と憤慨。名簿でアーステックを確認してくれましたが、曰く「自分もこの業界に長いが、最近では暴力団より性質の悪い業者がいることは確か」。明らかな違法行為なら対処できる。こうしたトラブルも7、8年前までは風紀委員会のような機関が協会にあって、指導していた。それが無くなったのも、開き直って息巻く業者が増えてきたから、だそうで。「そんなわけでお宅様には本当に申し訳ないことをしたと、同業者として頭を下げるしかない」と深々と謝られました。う~ん、納得いったようないかないような。
午後 社内打合せ。地下鉄でススキノへ。札幌市測友会 理事会(東急イン)。
夕方 続いて忘年会。帰社。
[PR]
池田製菓 「バンビキャラメル」の老舗が事業停止 小樽市

 「バンビミルクキャラメル」などで知られる北海道小樽市の老舗菓子メーカー「池田製菓」(池田道彦社長、資本金1000万円)が11月30日付で事業を停止した。負債総額は約9億5000万円。今後は仕入先など計10社の支援のもと、新会社設立も視野に再生を図る。
 池田製菓によると、原油高の影響でこの1年間に砂糖や包装紙などが5~30%上昇。年間約50万個が生産される主力商品「バンビキャラメル」は、年間総売り上げ額の半分以上の約5億円を占めるが、これだけでは約60種類ある全商品について高騰する原材料費をカバーできなかった。全従業員66人は解雇された。
 同社は1922年創業。52年に米ウォルトディズニー社のキャラクター「バンビ」の商標権を獲得し、キャラメルの製造を始めた。昭和50年代に消費の落ち込みからバンビキャラメルの製造を停止したが、創業80周年記念して02年に復刻したところ、レトロ感が受けて爆発的な人気を集めた。
 同社と取引先は1日午後、今後の対応を協議した。創業者の四男で事後処理を担当する池田雄亮弁護士によると、仕入先、販売先の双方から商品生産続行の要望が強く、今後も「バンビ」の商標は存続させる方針を確認した。新会社設立かスポンサー会社への営業権移譲などを想定している。また、解雇した従業員は4日にも復帰させ、工場を稼動させることを目指す。仕入先からの受託業務という形を取り、給料も従来通り支払うという。男性従業員(42)は「この会社に愛着がある。再建の道が示されてほっとしている」と話した。
【12月2日付毎日新聞
小樽土現へ行く時は、池田製菓が目印です。大きな古い工場が見えたら、路地に曲がります。
バンビキャラメルの存在は知っていますが、郷愁漂うほどの年代ではありません。
小樽は、どんどん寂しくなってきました。丸井今井小樽店の閉鎖から1年経って、またも老舗企業の破綻。東京-横浜、京阪神、福岡なら北九州でしょうか、電車で30分圏内にひとをひきつける都市があることで、相互に活性化される作用があるやに聞いています。本来、札幌にとっては小樽がその位置付けを担うはず。その相方に、経済的に浮いた話は聞かれません。札幌も地場企業は苦しんでいるところなので、相互補完どころか、一蓮托生、落ちらばもろとも。
師走の不景気な話は、とりわけ寂しさが増長されます。
午前 社内打合せ。来客。午後の会議の資料作り。
お昼 裏のマンションで管理人さんと昨日の件でお話。
昨日の不動産業者から電話があったらしい。散々私について悪態をついたそうで。管理人さんも呆れて「他人の敷地に無断で駐車させたおたくの方がまったく非常識じゃないですか。そんなに言いたいことがあるなら直接先方に言ったらどうですか。会社の場所もわかってるんだし」と言えば「あいつが俺の方へ出向くべきだ」「あいつ(私のこと)が社長というのもあやしいものだ」などとわけのわからないことを言ってましたよ、と。ほんまに聞いていてもわけがわからない。
午後 札幌市環境保全協議会 第1回部会会議(市役所)。
    部会長として初めての部会会議。緊張します。
    なお、これだけ積もったのでチャリは諦め、地下鉄で行きました。
夕方 帰社。社内打合せ。北5条からバスで札幌駅へ。
夜分 mixi西高コミュ・プチ忘年会札幌ビズカフェ)。
    後輩にはOLDのギタリストも来てました。
    プラチナ」 OLD / バウンディ
[PR]
【土曜日】
上京。ローターアクト年次大会高校同期会

【日曜日】
帰札。合同茶会。
今年最後の月釜です。合同はいつも混むし、東京からでは間に合わないだろうと思ったら、割と早く帰ってこられたので、茶道会館へ雪道をチャリで飛ばしてみれば、最後の席入りに間に合いました。
いつもの月釜と違って、お薄 + お薄です。お手伝いには青年部がかり出されていて、かつての先輩方に申し訳なく(汗)。普段のお月釜ならお運びで幼児を使うとか、女子高校生が制服姿で出てきたりとか、楽しみがあるものの、合同ではお稽古をされている方々ばかりなので、こちらも新鮮味はなく(なんだか失礼なこと書いてますが)。
さて、茶道会館へ行く途中、会社裏を通ると、堂々と当社駐車場に車を停めて出て行く母娘が。呼び止めると平然と、マンションのオープンルームを観に行くのですと答えられました。それでどうして当社の駐車場が使われるわけ?「不動産屋さんがここに停めるようにと」。で、その母娘と一緒にオープンルームの部屋から業者を呼び出しました。降りてきたのが社長。ちょうど管理人さんも出勤されていたので、合わせて猛抗議。管理人さんにはいつも言っているので恐縮しまくりでしたが、業者はこれまた平然と「休みだからいいのかと思った」「昨日は向こうのメンテナンス会館も休みのようだから停めさせた」だのと抜け抜けと言い訳を始めました。こちらも急いでいるので、とにかく移動させるように言って、茶道会館へ向かいました。月釜から戻り、改めて業者に、明日にでも今回の件で話し合いたいので来社を要請したところ開き直って「さっき謝ったでしょう!」「問題は解決したでしょ?」。挙句は私が言ってもいないことまで口走り始めたので「そんなことを私は言ってません。ずっと一緒にいた管理人さんに確認しましょう」と言うと黙りこくる始末。

さて、どうしてくれよう。
 
[PR]
昨晩の報道ステーションではタウンミーティングやらせ問題の国会論戦を扱っていました。静岡会場のために東京からハイヤーを呼んだとか。
この話題を受けて古舘氏が「公共事業の談合とまったく同じですね」。

まったくおかしいですね。VTRでも説明されていましたが、タウンミーティングは入札によって取り仕切る業者を選定しています。それだけを捉えて、談合ですか。入札 = 談合とは、考察力の低いことで。

問題なのは、タウンミーティングの請負会社に落札額以上の請求金額が支払われているのはなぜなのか、ということ。これを公共事業と同列で問題視するなら、「設計変更」の在り方です。

私共は落札金額のなかで業務を行います。しかし、当初の設計では表れなかった仕事が発生することもままあります。談合ができた時代には「次の仕事で面倒見るから、今回のところはよろしく頼むよ」で済まされていたやに聞いています。しかし今や談合が成立しなくなりました。官製談合が宮崎・福島・和歌山と続いているからまだやってるように印象付けられますが、少なくとも北海道では成立しません。

オンブズマンは落札率だけをもって談合と判断しますが、適正価格は設計金額の90%前後と考えるべきです。70%台になったから「談合は無くなった。よかった」などと喜んでいる場合ではありません。逆に手抜き工事をするのではないかと憂慮すべき事態なのです。

話を戻します。昨日、当社の受注状況が芳しくないことを書きました。これとて官製談合が機能している時代なら、穴埋めしてもらえたところが多々あります。そのひとつが「設計変更」です。
赤字ギリギリで落札しているため、余計な仕事はしたくありません。そんなところに「ここをあと数m延長してもらえたら助かる」と発注者から言われることもあります。
この場合、行政手続上は「設計変更」として、増えた仕事分の金額をもらえることになっています。ところが財政とチェック機関の目が厳しい昨今、発注官庁によっては設計変更を渋るところも多く、そのため受注会社が持ち出しで対応することも多々あります。

タウンミーティングで「落札額の2倍の金額を請求」なんてVTRも流れてました。タウンミーティングも一種の公共事業と考えれば、建設業界の設計変更は「あと10万」が出せないくせに、総理の肝いりは羽振りが良いこって。前首相の聖域無き、痛みの伴う、というフレーズを信じた後始末はきっちりつけてほしいものです。

なお、同番組では朝日新聞加藤編集委員が「民間では考えられませんね」のコメント。民間会社が請求した、というVTRの直後によく言えたものです。放映しているテレビ朝日が「民間会社として」何をやったかもうお忘れようで
今回の問題、「民間企業」とは言っていますが、応札、落札、取り仕切ったのは広告代理店です。新聞社もテレビ局もお付き合いベッタリの代理店です。今回の番組中、「広告代理店」とはまったく使われず、「落札した企業」で通しました。建設会社なら具体的な社名まで多用するのに、代理店なら社名どころか業界名も出さないとは欺瞞たっぷりの報道番組です。
午前 社内打合せ
今日から12月です。雪もうっすらつもりました。もうチャリはあきらめます(泣)。
一昨日の晩は、今シーズン初めてABSが稼動しました。ブラックアイスバーンは怖いものです。雪が締まるまではなおのこと、スリップに気をつけましょう。
午後 札幌開発建設部から地形図作成業務を受注したので、そのご挨拶に回る。
    帰社。会長懇談。
 
[PR]