カテゴリ:読/見/観( 1517 )

「鬼畜」の家
わが子を殺す親たち
 石井 光太/新潮社

12年前の「物乞う仏陀」、9年前の「絶対貧困」に続く石井さんの本。
厚木市幼児餓死白骨化事件、下田市嬰児連続殺害事件、足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件の3つ。
事件を起こした親と、その親の境遇が3つとも似ているので、ややこしい。

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路地の子 上原 善広/新潮社
 
13年前の「被差別の食卓」、8年前の「日本の路地を旅する」に続いて読む著者の同和本。
大学の教養で同和問題論をとりまして、その流れでこのテーマは関心があります(本書にも本学OBの活躍が同盟の方面で登場します)。

著者実父の半生を書いているからか、筆致が読みやすい。
映画「血と骨」の時代で、立場が在日か同和かの違いだけの、ナマナマしさ。
「おわりに」で息子目線での補足が入るので、ドキュメンタリーとか私小説とも異なる感覚が。


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珈琲の世界史 旦部 幸博 / 講談社現代新書

世界史が得意だと、簡単に読み進められる本。
日本史は、最後の章にひとつだけ割かれているけど、小さすぎて津軽の藩士の珈琲については触れないくらい。
モカとか、毎日コーヒー飲みながらもよくわかっていない経緯を体系づけて勉強しておくのもよいかと。

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グッドナイト&グッドラック」以来12年ぶりのジョージ・クルーニー監督作品。
てかコーエン兄弟脚本なら観ないわけにはいかない。
あらすじ抑えずに臨みましたが、1時間45分ハラハラ。



札幌劇場にて

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5年ぶりのウォン・カーウァイ。15年ぶり2回目の「欲望の翼」。
でも全然憶えてない。
てっきり初めてかと思いながら観ていたので、新鮮。





>>> これまで観た王家衛
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臣女 吉村萬壱/徳間書店

TVで又吉が絶賛していたので。
カフカの「変身」が日本的になった感じを超して、気持ち悪い。臭いとか。筒井康隆ならもっとグロテスクに書きそう。書かれたら読み進められないから、これくらいでちょうどいい。巨大化にしてもCMの広瀬すずみたいなキレイゴトは非現実的。
浮気した罰なら、もうしませんでは済まされません。設定もゴールデンウィーク明けがピーク。連休谷間に読むべき一冊。

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地球を「売り物」にする人たち
異常気象がもたらす不都合な「現実」
 マッケンジー・ファンク/ダイヤモンド社

著者が世界中のいろんな温暖化ビジネスを訪ねる本。6年かけて426ページ。
経済同友会の北極海航路ワーキングとしては読んでおくべきかと思ったら、他の地域の話も興味深く。
でも動くお金が大き過ぎて、楽しくない。
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自殺 末井 昭/朝日出版社

素敵なダイナマイトスキャンダル」が映画化・上映中なので。
著者は西原理恵子の漫画で描かれていて、知ってるのはそれくらい。
自殺にまつわる様々な話です。編集者の割に文章はうまくないのですが、人脈が甚だしいので、引き出す話題は深い。
樹海の話や、秋田の自殺率の話とか。
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バギオの虹―シスター海野とフィリピン日系人の一〇〇年
 鴨野 守/アートヴィレッジ

書店に出回っていないので、発行元から直接取り寄せ。
バギオ基金の理事として訪問したばかりのところ。
元々がこの方の活躍に、多くの人々が引っ張られての支援だということがよくわかります。
バギオ基金についても8ページ割いてます。でもロータリーではない多くの日本人がそれぞれ活動していることが紹介されてます。

逝去後のことですので、日本・フィリピン両国の関係者に尋ねて回ってまとめています。
それによって人物像がよく浮かび上がります。

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銀行のボウリング大会が人数調整で出られず、懇親会からの参加になり、それが見事にこの上映終了時刻で間に合うとあって。
しかも観たかったカウリスマキ。それも最終上映。
去年の10月から映画自体観ていない忙しさで、相当数見逃してきたなか、カウリスマキがギリギリ観られたのは今年初のラッキー。
まさか観られるとは思わず、予告編も見ずに、ストーリーも確認せずに飛び込み。
それでもさすがのカウリスマキ。
難民カーリド役のシェルワン・ハジが山田孝之そっくり。

シアターキノにて(最終上映)


>>> これまで観たカウリスマキ
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