【読後感】 日本売春史
日本売春史 ― 遊行女婦からソープランドまで
小谷野 敦 / / 新潮選書
体系的に国内の売春史を辿った研究書というのは無いそうで、中世や近世など時代区分では存在しても内容は事実誤認が目立つそうで。
そういうものを一掃すべく書かれた本です。舌鋒鋭く斬りまくります。
フェミニストによる「女性が売るのはいいけど男性が買うのはダメ」論や、ソープの存在が無かったことにしての理論展開の偽善など。
制度としての結婚が成立しえなくなった現代、もてない男はどうするか、が著者の名著「もてない男」に通じるわけです。
小谷野 敦 / / 新潮選書
体系的に国内の売春史を辿った研究書というのは無いそうで、中世や近世など時代区分では存在しても内容は事実誤認が目立つそうで。
そういうものを一掃すべく書かれた本です。舌鋒鋭く斬りまくります。
フェミニストによる「女性が売るのはいいけど男性が買うのはダメ」論や、ソープの存在が無かったことにしての理論展開の偽善など。
制度としての結婚が成立しえなくなった現代、もてない男はどうするか、が著者の名著「もてない男」に通じるわけです。
by top_of_kaisya
| 2008-02-12 23:09
| 読/見/観