【読後感】 汗のドレス

汗のドレス 島田 雅彦 + 唐 十郎 / 河出書房新社

86年の本です。古本です。島田雅彦氏が当時の状況劇場に体験入団した際の話を島田氏自身が書いている前半と、その島田氏をみつめる唐さんが綴る後半とに分かれています。
舞台は残念ながらテントではありませんが、その分、近隣住民の忌避や生徒たちとの交流も背景に描かれています。描いているのは唐さんですが。島田氏の方は、文士劇にならぬよういっぱいいっぱいなところから達成感まで、小説家の筆致で追っています。
この当時の状況劇場には、新宿梁山泊の金守珍や六平直政が登場しています。

私が芝居好きになったのは、状況劇場の「ジャガーの眼」をNHK「劇場中継」で観て以来で、大阪へ行ったときも初めて観たのが唐組の同作品でした(状況劇場は前年に唐組になっていた)。札幌にいる限り、こうしたアングラ芝居は観られないとの焦りから北海道を脱出したのですが、いつの間にか戻ってるし、やはり相変わらず観たい芝居は観られません。
 
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by top_of_kaisya | 2006-11-28 13:05 | 読/見/観 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 茉莉花の幻想 CGアート at 2007-01-12 00:57
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はじめまして。TB失礼します。今日、スズナリに梁山泊の芝居見に行きました。いやぁぁコビヤマさん最高!!!去年から私、新宿梁山泊にはまりまくりでございます。... more