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GSE委員会の後

ホテルライフォート札幌で開催されたロータリーの地区GSE委員会終了後、委員長に呑みに
連れて行ってもらいました。本日ゲストの北大名誉教授橋本先生とご一緒。

橋本先生も札幌市内のロータリークラブに所属されていまして、GSEの派遣チームリーダーを
務めた経験をお持ちです。以前から面識はあり、当社にもお越しいただいたことがあるのですが
会長が親しくさせていただいている関係で、私はゆっくりお話しするのはこれが初めて。

「動物のお医者さん」のモデルです。お話は、アフリカで週末にダイヤモンドを
掘りに行ったけど一度も採れたためしがなかったとか、キャビア丼を食べようと
米持参でロシアへ行ったとか。そういう話をおもしろおかしく語ってくれます。
前者の話は、採れなかったけど、「ダイヤが採れたらどうしよ~」と盛り上がるの
が楽しかった。後者は、新潟発の飛行機だったのでご当地コシヒカリを買い込ん
で向かったけど、チョウザメが釣れることはなく、コシヒカリは現地の日本人に
おみやげとして置いていったらたいそう喜ばれた。帰りの空港で同行の方々に
お詫びとしてキャビアを乗せたパンひときれずつ、ひとつ千円のを振舞ったとか。そういうオチ。
でも「面白そうだからやってみよう!」というノリがお好きなのだとか。先生は「裏番組」と表現して
いましたが、これらは本当の目的は、学術調査などの立派なお仕事。でもこの表向きの仕事
よりも裏で楽しむことの方が先立って、ワクワクする、のだそうで。これが先生の若々しさの秘訣
なのでしょう。

私が例の件を委員会に先立つ雑談で漏らしたことについても、委員長が僧侶なのを引き合いに
「生まれるためには一度死ななければならない。死ねるひとはうらやましい」と。なんとなく
おっしゃることはわかるし、これまでも「夜明け前が一番暗い」「底をうてば、あとは上がるだけ」
といった表現で励ましてくれた方々は大勢いましたが、言い回しが粋です。
by top_of_kaisya | 2005-09-15 23:22 | 私的所感