【映画】残像
でも本作はどうも。悪くはないけどもう一度観たいとは思わない。
巨匠の遺作というのは、こうなるものかね。
黒澤然り。
芸術家目線で描かれていて、実際そういう時代だったから大変なのは充分伝わります。
こういうのをもっと広めれば、共産主義・社会主義は怖いね、という印象操作ができる。
とはいえ、芸術家を美化するのもどうかと。
私の周辺の芸術家を名乗る人々の9割は、いい年して社会人の基礎さえ出来ていない。
そういうのを差し引いてみた方がよさそうだけど、一方でヴワディスワフ・ストゥシェミンスキという人物を再確認させてくれた。
それだけでも価値ある映画。
■ シアターキノにて
ワレサ
菖蒲
カティンの森
鷲の指輪
by top_of_kaisya
| 2017-07-12 19:55
| 読/見/観