【読後感】 エンジェルフライト 国際霊柩送還士
エンジェルフライト 国際霊柩送還士 佐々 涼子 / 集英社
著者は同い年。
ノンフィクションとして結構評価されていたので遅ればせながら読んでみました。
かつて葬儀については「素人」は口を出せない時代が続き、それはそれでプロの矜持で高額でもしっかりとしたものだったのが、いつしか「素人」による安かろう悪かろうに変遷。この辺りは現場の声としてわかりやすい。
後半は著者の死生観が強調され、ところどころそれに浸っているようで、どうも。
死生観は、僧侶ならまだしも、ライターが思ったまま書くとなんだか他の客が20分ほど座っていた電車のシートに入れ替わりで座るような生温かさが。
テーマが死なので、そちらに流されやすいのか。
著者は同い年。
ノンフィクションとして結構評価されていたので遅ればせながら読んでみました。
かつて葬儀については「素人」は口を出せない時代が続き、それはそれでプロの矜持で高額でもしっかりとしたものだったのが、いつしか「素人」による安かろう悪かろうに変遷。この辺りは現場の声としてわかりやすい。
後半は著者の死生観が強調され、ところどころそれに浸っているようで、どうも。
死生観は、僧侶ならまだしも、ライターが思ったまま書くとなんだか他の客が20分ほど座っていた電車のシートに入れ替わりで座るような生温かさが。
テーマが死なので、そちらに流されやすいのか。
by top_of_kaisya
| 2013-10-15 10:55
| 読/見/観