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火曜日の動静

鉢呂さんの辞任。
「死の町」発言に悪意があるかは、会見の前後をVTRで見直すまでもない。
人がいない町並みは、深夜の商店街でも同じ雰囲気を持つ。
称して「ゴーストタウン」とは、誰もが漏らす単語だろう。
その感想を大臣が抱いたら、それはけしからん
大臣辞めろ、と発展する。

「放射能をうつしてやる」的な言動はけしからん。
これは公になったから、けしからん。
記者会見での発言なら、けしからん。
オフレコの場での言動なら、どうか。
公にするかは、夜討ちの記者たちに委ねられる。
正義感にかられれば、告発記事は翌日の朝刊に間に合う。
なのに時間がかかった。
示し合わせるのに時間がかかった。
おたく、書く?おたくは?書く?じゃあ書こうか。
あるいは、そう言ったことにしようか、とグルにもなれる。
なにせ大臣ひとりに対して記者は大勢。

復興相の暴言も当初、新聞は書かなかった。
オフレコだからな! 書いた新聞は終わりだからな!
との恫喝に屈した。
暴言が漏れたのは、東北放送が放映したから。
被災当事者として、恫喝に負けるわけにはいかなかった。
流れてから、東京のキー局が追随、それから新聞が書いた。

経産相辞任会見では、「説明しろっつってんだよ!」と記者が叫んだ。
見かねた他社が「やくざみたいな言葉をつつしめ!」と注意した。
その掛け合いを、経産相が目で追っていた。

近所のおばちゃんは、バカ大臣呼ばわり。
脇が甘かったのは、確か。
そもそもオフレコがオンレコなら、会見。
オフレコだから漏らす本音が、会見での無機質な見解の背景を掘り下げる。
この程度で、とは言わない。
が、これで大臣を替えていたら、日替わりで大臣を用意しなければならない。
定食屋さんだって翌週のメニューを考えるのに大変だというのに。

近所のおばちゃんを啓蒙するのは、メディア。
昨日の「モーニングバード」で青木理氏がメディアスクラムについて触れた。
辞任会見以来、メディアの責任について言及したのは、青木氏が初めて(私のTV環境調べ)。にほんブログ村 経営ブログ 二代目社長へ
早朝 座禅。
午前 会長。顧問。業務推進室長。来客。会議。
午後 総務部長。会長。
会長の地元、大垣から、つちやの栗きんとん。

いろいろ考え過ぎると眠くなる、というのは6年前と変わらず、帰ります。