【読後感】 ヒトラーとケインズ

ヒトラーとケインズ 武田知弘 / 祥伝社新書

ラース・フォン・トリアー監督がヒトラーについて「少し、彼に共鳴するところもある」と発言、カンヌ映画祭から追放されたのが今月19日。
それほどにタブー。
本書でところどころまどろっこしいほどに、ナチがいいとはいわない、というような注釈が入るのも、誤解されたら大変、との心配からかと。
ただ、ナチが侵略ばかり続けたのか、といえば、前段は旧領土の併合。
第一次大戦処理を米国が誤ったがための世界恐慌。
そうした見ないことにしている歴史にも触れているのが、いい。

ナチスの発明」を経済的切り口で扱ったもの。
歴史書としても読めるし、ケインズ経済学入門にも。

カンさんの最小不幸社会を実現させるなら、これくらいの政策を打たないとならないでしょう。
それは独裁者だからできるところもありましょう。
心底、貧困を排除しなければ、失業者を減らさなければ、との思いがあれば、可能でしょう。図書館で借りました
 
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by top_of_kaisya | 2011-05-31 21:20 | 読/見/観 | Trackback | Comments(0)
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