【映画】 SOMEWHERE
震災直後、radikoが全国開放されました。
FM802を懐かしく聴きました。
本作のCMが流れてました。映画のFMCM自体が当地と異なり、20年前を思い出します。
おさえ気味なナレーションも以前と変わらず。
つられて梅田ロフトの地下に通ったものです。
内地に遅れ、当地でも1週間前から上映が始まりました。
802のCMに20年ぶりにつられたわけですが、ファッションとしてのソフィア・コッポラ監督作品を観たという満足感以外は、何も無く。
結構な駄作。
「マリー・アントワネット」で良くなったと思いましたが、結局「ロスト・イン・トランスレーション」に戻ったようなダラダラ感。
原点回帰か。
途中眠くなり、眠りもしましたが、ストーリー上、大した支障はありません。
メディアでモテモテのパパのもとに、前妻と暮らす思春期の娘が預けられる設定が、「パパはニュースキャスター」の頃から使い古した展開。
高校映研の作品を、金かけて売り出したような出来。
ダコタ・ファニングの妹、エル・ファニングが11歳の娘を演じていて、この子の好演が救い。
特にメガネをかける場面が1回だけありまして、それでさらに救われます。
■ シアターキノにて
by top_of_kaisya
| 2011-05-14 18:30
| 読/見/観