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月曜日の動静/測友会決算理事会

日曜日の朝日新聞「私の視点」。映像作家の児玉修氏が寄稿していました。タイトルは「宗教者へ 職失った人に寝食施すべきだ」。派遣切りの話です。派遣村はもちろん、厚労省の講堂開放、札幌の不動産会社による空き部屋提供にも言及。その上で宗教者は何をしているのだろう、と。

児玉氏は、仕事で宗教者と接する機会があったそうです。「彼らのほとんどが宗門の問題以外には無関心なことに驚いた」と言います。こういう時こそ「課税対象から外されている浄財」を使い、「広大な境内にテント」を張るなどして受け入れるべきでは、との提言で〆ています。

asahi.comより借用児玉氏以外にも「日本の宗教は派遣切りについて行動を起こさない」批判を、あちこちの新聞でぽつぽつ見かけます。
北日本不動産販売の話が全国に知れ渡っているのに、同じ札幌で「さっぽろ駆け込み寺」を請け負った本願寺札幌別院の話はあまり伝わっていない様子。或いは「駆け込み寺」を事例に出しては批判にならないから黙殺しているのか。

または本当に知らないのか。知らないのにジャーナリストを気取られては「知る権利」の迷惑。載せる新聞も「駆け込み寺」を報道しているのだから、教えてあげればいい。

産経サイトより借用町内のお寺さんだからと贔屓しているわけではありません。戦時中の朝鮮人労働者(強制連行と表記されることがある)の遺骨を保管していた寺として、たびたびそういう運動家のシンポジウム会場にもなる寺です。そういうお寺なら朝日と歩調は同じ。児玉氏から原稿を受け取ったら真っ先にこういう宗教者もいると情報提供すればいいのに。

それは校閲記者のせいではなく、「駆け込み寺」を知らなかった児玉氏の取材不足も責められません。逆に何も知らない児玉氏を利用したともいえます。朝日を始めとする媒体は、雇い止めを誰かのせいにしたいと恣意的に紙面を作ります。企業はさんざん吊るし上げ尽くして飽きたので、矛先を宗教に向けただけです。坊主丸儲け。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
BOSE 301V スピーカーシステム BOSE今でも「駆け込み寺」は看板を掲げています。毎朝、その看板の前を通って私は座禅に行きます。「駆け込み寺」の貢献度を新聞紙上で札幌市民に紹介する一方、全国的には「駆け込み寺」は無かったことにされるのでは、宗教者も浮かばれません。
早朝 座禅。
午前 会長来室。常務から報告。営業本部長と打合せ。PCセキュリティー作業を技術部課長にお願い。技術部次長のところへ会長依頼の航空写真の件で相談。撮影士も交えて。
午後 札幌市測友会 決算理事会
帰社。常務、営業本部長と打合せ。PCセキュリティー作業の続き。営業本部長と相談。技術部課長と会長依頼写真について協議。技術部長のところへ来客の件で相談。