(日本経済新聞「患者の目」)

真屋さんは4年半前、脳内出血により現在も左半身完全麻痺です。
今年の真屋さん宅での新年会でのこと。台所で調理を手伝ってくれた友人が
調理台に立てかけてあった私の四点杖をわしづかみにして、「これ邪魔。あっちの隅に置いて」
と別の友人に渡しました。
真屋さんは思わず車椅子から大声で「その杖、私にちょうだい!」と叫んで台所を出ました。
友人に悪気が無いことはわかっていても
でも、私の大切な、それがなければ一歩も歩けない、完全麻痺の左足に代わってくれている杖を、邪魔者扱いしなくていいじゃない
と。
さて1週間前のこと。リハビリの指導を受けていた時。
先生は「ちょっと待ってください」とおっしゃって、杖を指さし「場所を広く使いましょうね。隅の方へ持っていっていいですか?」
と言われ、真屋さんはその場でワーワー声をあげて泣き出してしまいました
先生が「杖が邪魔だ」とおっしゃらなかったこと
に泣くほど感極まったのですね。
その立場にとってもっとも必要なものを至極軽く扱われることの辛さ、
その立場に我が身を置いてみての配慮、を思わせるコラムでした。
[PR]
(日本経済新聞SUNDAY NIKKEI α)
自分より有能だが年下の上司のもとで働くことに抵抗を覚えるか。40-55歳の男女に聞いたところ、「抵抗がない」が75%と、「抵抗あり」(25%)を圧倒した。
弊社従業員は40名。うち社長よりも若い社員は…2人くらいか。
地場の中小企業でオーナー会社となれば、同業異業問わず2世3世の社長がざら。
今回のこのアンケートではそういった世襲については触れていない。主眼は堀江社長。32歳。
起業者なのだから、経営者の年齢も納得して入社したことだろう。
「年下の人間は礼儀を知らない」という長野県の女性(45)の意見もあるが、この辺は社長云々
よりも直属の上司を見てのことか。
弊社のように、創業社長が40年間引っ張ってきた会社は、全社員にとって社長は年上。
それがある日突然、やたら若い社長がトップに就くのだから、違和感ないことあるまい。
もう3年目だから、そろそろ社員のみなさん、馴染んでいただけました?
「若い人が引っ張る方が会社に活気がある」(東京都の女性、42)という期待に応えたいもの。
[PR]
(道新小学生新聞フムフム/北海道新聞 夕刊)

北海道新聞は道新小学生新聞フムフムを本紙に折り込んでいる。
以前は紙面の一部、見開きのみだったが最近、折込の別刷りになった。
見開き裏表だから情報量は倍増した。
地図やグラフを駆使しているので、町村合併の現状などは大人が読んでもためになる。

が、ためにならない、要らんことを書きたがるのがこの新聞の悪いところ。

「ニュース教室」という編集委員が小学生向けにわかりやすく説明するコラムが片隅にある。
今日のテーマは「靖国神社問題」。タイトルは「国民と話し合って」。
 靖国神社問題でも日本と中国の間がぎくしゃくしています。
小泉首相が靖国参拝を続けることに対しての批判である。
 中国などが問題としているのはA級戦犯もまつられていることです。勝った側による裁判で死刑にされたにせよ、彼らが戦争を指導し大勢の人々を死に追いやったことは事実です。
完全に中国のスタンスで靖国をとらえようとしている。この編集委員は中国人か?日本人として、日本の立場に立って、日本の国益を考え、その上でそれでも中国の言い分を全面的に飲もうよ、というのなら、この編集委員はあまりにも思慮が無さ過ぎる。
そういう記者を編集委員として紙面を任せる道新も困りもの。

道民の圧倒的多数は、道新を読んでいる。
道民の多くは、道新のほかに比較すべく2紙目は読まない。
ましてや小学生は、自宅に置いてある道新に触れる機会が多く、学校で
「新聞を通じて勉強しましょう」といういわゆるNIEに際しては、自宅の新聞つまり道新を
持って行き、道新の論調に沿って世の中をとらえることになる。

左がかった先生たちにはもってこいのシステムだ。

「内政干渉だ」などと反発する以前に、靖国神社問題を国民とよく話し合ってきたでしょうか。
不思議な問いかけだ。
内政干渉なのは明らか。ひとん家の墓参りに文句つけられて気分を害さない方がおかしかろう。

私の祖父は広島の原爆で1945年8月7日に亡くなった。
では私がとるべき行動は、アーリントン墓地を参拝する米国大統領に対し
参拝をとりやめるよう求めることだろうか。
その時代は、国家間の戦争だったのだ。使う武器が槍かミサイルか核兵器か、の違いで。
その時代は、核兵器の恐ろしさを知っているひとの方が少ない。広島・長崎の惨状で
ようやくこの武器は使っちゃいけないと誰もが気付いた。

被爆者の孫として言うべきことは「核兵器を持たないでほしい」
「戦没者の霊前で不戦を誓ってほしい」。
でも米国大統領は、核を保有し続けるし、戦争は手段のひとつとして続ける。

翻って我が国は、核を持たないどころか専守防衛のための兵力しか備えない。
我が国の首相は、靖国の霊前で不戦を誓ってくれる。

戦後60年、我が国は戦争をしていない。戦争に加担したとかいうこじつけはなんとでもできるが
宣戦布告をしていない。徴兵制もやめた。これは憲法9条があるからとかではなく
しちゃいけない、という日本国民のコンセンサスだ。よく左翼の方々は「偏狭なナショナリズムは
戦争を生み出す」と難癖をつけるが、好んで戦争しましょうよ!という国民が日本にどれくらい
いるだろう。左がかった方々のより所は「右寄りの連中は戦争したがるから気をつけなくては!」
という妄想。これが無くなっては彼らの思想の存在意義が無くなってしまう最後の砦。

他国に不戦を誓え!と言ってる中国自身が核を保有し、人民解放軍を使って隣国と争い
台湾に対しミサイルを撃ち込んでは牽制する。
うちは戦争しないって言ってるんだから、おたくも兵器で脅すのはやめなさいよ、くらいは
言ってもいいのでは。この編集委員はそういう視点は持ち合わせていないようだが。

国民と話し合う…というのも、なんでも話し合いで決着をつけようという偏狭な民主主義。
左がかった方々が存在する限りは、話し合いは成立しない。しかし左がかった思想を国民は
すでに必要としていないのは、国会から左がかった政党がどんどん少なくっていることからも
わかる。
どんな宗教の人も宗教を持たない人もお参りできることが必要でしょう。二度と戦争を起こさない決意を新たにし平和を訴える場であるべきです。戦死者を次々に黙って受け入れる施設では困ります。
「次々に」という表現がいやらしい。
さも、これからも戦争が続き、戦争を鼓舞しているのは靖国だと言わんばかり。

少々怖いのは、こうして小学生を洗脳しては物事をややこしくすること。
教育の影響力の大きさは、先般の反日教育を受けた中国の若者の無法ぶりを見てもわかる。
愚行を繰り返すのも左がかった方々の特質。愚行に日本も中国もないらしい。
[PR]
(産経新聞「阿久悠書く言う」)
 時々テレビなどで、本音で生きることをモットーにしていると称するタレントを見かける。タレントとは限らないが、まあ、現代のヒーロー、ヒロイン的扱いをされている有名人に多い。
生活面のこのコラムは、興味深く読んでいます。
 今の時代、本音という言葉がよほど魅力的に思えるらしく、本音だらけである。テレビの出演条件が本音と決められているのかと勘繰りたくなるほど、遠慮もなく罵倒し合い、恥をかかせ合い、それを本音バトルなどと持ち上げる仕組みになっている。
芸人同士の罵り合い、女性タレント同士の叩き合い…ミッチーサッチーなんてのはすでに
死語ですが、あの頃から認知されるようになったスタイルかと。
今の若手芸人同士の罵り合いが面白く感じられないのは、楽屋オチ、内輪ネタだから。
でも八方師匠の楽屋オチは、嘘・大袈裟だとわかっていても、おもろいものでした。
…本音で生きられる社会などという言葉は実に美しい。…しかし、すぐに…語れば語るほど自らが傷つくことがわかってきた…
正直・率直。本音を語る人は立派、という虚飾をこのコラムは突いています。
本音を隠すことを美徳としてきた上の世代への対抗策とも。
そろそろ、本音の暴れ馬を調教するために文化があったのだと知ってセーブしないと、地球さえこわしかねない。
 隣国とトラブルが生じるたびに、識者は語る。本音で語るべきだ。本音をぶつけ、本音を貫くときっと道は開けると。
 さて、どうだろう。本音ってのは本来他人とは噛み合わないものなのだ。それよりは、品性と知性と理性に満ちた嘘を、たがいに発見して出し合うことであろう。
芸能人でなくても、本音を語ることを超かっこいいと錯覚しているひとは、います。
とりわけ女性に多いような。芸能人に影響を受けてのことかと。
RIKACOとか江角マキコとかに曲げてインスパイアされちゃったような。

姉御肌とか、「本音で語り合おうよ」という、サバサバ系。女子の先輩後輩の仲ならそういうのも
居心地よさそうですが。初対面なのにタメ口とか。「敬語って気取ってない?本音で話すのに
敬語は必要ないでしょ」とか。こういう態度を取られると、次にこのひとと話す機会は無いな、と。
[PR]
(北海道新聞 夕刊)

南4西8で検問を構えたのだそうで。うち酒気帯び運転が29人も。
ついこの間も高校生の列に突っ込んだ車がいたが、飲んだら確実に事故ることはないとはいえ
これだけ事故予備軍の車が市内を走っていたのかと思うと、ぞっとする。
[PR]
(「mo@china」朝日新聞be on Saturday)

莫邦富氏の今週のコラム。
 ここ数年、日本社会全体の右傾化が濃厚となってきた。しかし、ここまで右へ旋回しても、憲法9条の改正に反対する日本人は、朝日新聞の今春の世論調査では依然として51%いる。残念なことに、この重要な事実を肌で感じる機会が、多くの中国人にはない。日本を訪れ、多くの日本人と付き合ってみれば、平和な国づくりを目指す日本国民の意志が、何人かの政治家の手で簡単に覆すことはできないということに気づく。
右傾化しているのは中国でしょう。在外公館を襲撃しといて詫びの一言も入れない国が
国際云々を口にしてもらいたくないね。
右傾化だの右へ旋回だのと憂いているけど、その原因は中国や韓国の頑なな謝罪要求外交
にある。日本も戦時中の侵略行為自体は、今思えば悪いと思っている。
とはいえ、それもその時代のスタンダードによるもの。
欧米諸国は殆ど海外に植民地を持ち、現地民を奴隷化していた。

今ではやっちゃいけないことも、当時は気付かない、或いは悪ではない、という意識。これは
今でもありますな。例えばバブル経済。今では「そのうちこの好景気はおかしくなると思った」と
降り返る評論家もいるけど、当時はみなさんバブルで踊っていたのは事実。
今は…ITだのネットだの、が時代の代名詞ですかね。これらを駆使してビジネスにしているのが
経済の主流だけど、これも後年「何やっていたのかねぇ」と振り返られることになるかも。
ポケベルが万能だった一時期を恥じるように。

話を戻す。つまりその時代の流れがそれぞれの時代にあって、その時代の被害者は後に
被害を訴えるもの。そこで反省すべきは反省し、詫びを入れる。再発防止に力をそそぐ。
道理に沿った謝罪を尽くしたら、次は互いに同列の視線で今後の発展を検討すべきだろう。
経済力をつけ、国際的な発言力を高めた大国となり、それでもなお過去の恨み節を継続、
60年間もの長きに渡り引っ張れる援助金や国土に関する有利な条件を引っ張ろうという
魂胆が、ここに馬脚を表すかのように露呈してきたものだから、日本国民も辟易してきた。
まるでニートのわがまま。それが「反日中国への反感」である。

「当時のことは悪いと思ってるし、だから謝罪して、ナケナシの税金からODAも出している。
それをまだ足りないって言われてもなぁ…国家間の取り決めではすでに補償は終わってるし
当時は戦時なんだから、他国を攻めるのが当時のスタンダード。それを現代社会で
持ち出されても…それより日本国内で蛮行惜しみない中国人の犯罪はどうなの?
治外法権を無視する在外公館への襲撃、脱北者が領事館に駆け込んだ時も中国の警官は
勝手に入ってきたじゃない?排他的経済水域を考慮しないガス開発問題は?
ウイグルやチベットの人権問題は?現代のスタンダードで考えたらろくなことしてないのは
中国じゃん」てな思考に切り替わっているのだよ。いくら反日教育よろしく日教組が親中教育
施したところで、おかしいと気付くさな。

 観光は平和日本をアピールする最良の手段だ。反日デモに走った中国の若者に日本観光に来てもらい、実際の日本を知ってもらう。これが最良のデモ防止策だと思う。そして、いいビジネスでもある。
いいビジネスというのは蛇頭にとっての、ですな。
或いはコソ泥に入って家人にみつかったら逆ギレ、年寄り子供も容赦なく惨殺してしまうような
血も涙もない振る舞い。あ、これは南京虐殺へのオマージュか?反日教育を受けている若者
には知る由もないが、あの被害者数が加速度的に膨らんでいるのが、不可思議だということ
もうすでにバレているのに固執する中国政府。高官もわかってて言ってるんでしょ。気の毒。

反日デモに走った若者なんかに来てほしくないよ。暴れる場所を日本に置き換えるだけ。
日本の観光業界はそこまで大変なのか?
コラムの中心は、中国人観光客へのビザ発給制限で観光に来られない、と言わんばかり。
でもね、無制限にビザ出しちゃったら、密入国でしか来られないような中国人いっぱい
来ちゃうじゃない?招かれざる客はやっぱり招きたくないわけよ。ただでさえ中国人の犯罪者
急増で警察も困ってるんだから。ビザの制限無しを声高に叫ぶ前に、盗んだり殺したりしては
いけません、ていう教育をちゃんとしておきなさいな。反日教育なんかより。そのあとで
外交交渉の場に臨んで来い。
[PR]
本日ロードショーだそうです。絶対観ないね。

本の方は読みました。不覚にも涙しました。こういうのは油断すると、危ない。

ドラマ化でも映画化でも、原作ちゃんと読んで作ったの?ていう手合いが多いですね。
主人公はもてないドジでダメなブサイクな女の子、という設定なのにアイドルタレント起用したり。
今回もそのシリーズ。山田孝之が何者か知らないが、オタクをこのひとでシンボライズさせる
という村上監督の感性を疑う。許されるイメージというのがあろう。ドランクドラゴンの塚地とか。
「ココリコミラクルタイプ」のモーヲタは、滑稽に描いているが、動きは真に迫っている。

監督はコミケでどっぷり浸かるべきだった。配役でこの作品はアウト。
中谷美紀のエルメスはありかも。
[PR]