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おいしいコーヒーの経済論 「キリマンジャロ」の苦い現実
 辻村 英之 / 太田出版

タンザニアのある村のフィールドワーク。コーヒー豆の貿易ルート。これらで前半が費やされます。
本編がフェアトレードであるとすれば、後半は充実。

Cafeで飲むキリマンジャロ1杯450円のうち、タンザニアの農民の取り分は2円。

多国籍企業の買い叩きや、構造調整の不備、現地問題としては医療・教育にかける収入不足による貧困の連鎖。問題はどんどん出てきます。
それをフェアトレードで補えば、農家の生活は安定し、耕作放棄を防げるので環境保全にも寄与するし。

そのためにもフェアトレードは大切。でも著者は日本で思うように進まない、と言いたげな。
消費者の支払いが、生産者にもっと届けば安定供給につながるのだが、その魅力がまだ理解されていない、と。

当社の会長も、東ティモール産コーヒーを札幌市内のフェアトレードの店から入手しています。
会長はフェアトレードなんて単語を御存じない。関心もない。ただネットで調べたら、その店が検出されただけ。珍しいから買っただけ。

予期せぬ社会貢献ですが、結果として役に立ったのだからまぁいいや。コーヒー飲みなんてのはそんなものです。筆者がフェアトレード普及促進のためにどうしたらよいかと悩み、各国の取り組みや認証シールのデザインを比較したところで、会長のような人々は見ちゃいません。ただ珍しくて、美味しければ、取り寄せてでも飲もうというもの。
それでこそ嗜好品。図書館で借りました
 
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「和文タイプライター」は、当社にもありました。私が記憶しているくらいだから、ワープロが普及する前後まで。活字に枠をあてるのにコツが必要。

本作は、舞台が古本屋で、さらに時間的な停滞感を表出するのに「和文タイプライター」を使用しています。
そこに自称・探偵がノートPCを持ち込み、イタリアとフランスからのメールを見せ、現在の時間帯を再確認させます。

近くに大学があって、教員や学生が登場するのは、この劇団のパターンになっているようです。
そこにワケアリな登場人物を配するのが上手。今回は刑務所帰りの男性。
だけかと思ったら、書店の奥さんにもワケがあります。

最前列で観ました。同じテーブルで別々の会話、それも津軽弁となると、向こう側の会話はまったく聞き取れません。口語劇の良さです。

公式サイト ■ シアターZOOにて
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c0032392_10222975.jpg知人の御尊父がこのたび、海上保安庁を退官します。
職業柄、海図をたくさんお持ちです。古図ならまだしも、半端に古い海図は役に立ちません。捨てるだけ。

それを活かせないかと娘さんが考案したのが、ポストカード。海図を葉書大に切り、裏地に「POST CARD」と印字するだけ。それだけなのに、なんだかオシャレ。

地図を扱う当社は、精度には自信を持っております。では、それ以外になにができるか。
遊び心です。プロに徹するほどバカみたいな話に聞こえましょうが、それだけで生き抜くのが困難な時代。ひとつの図面から何ができるかを多面的に考えてみたいものです。にほんブログ村 経営ブログ 二代目社長へ
早朝 座禅。
午前 会長。顧問。銀行。
お昼 ビッグイシュー大通地下販売ブースで販売者と雑談。
午後 市役所。帰社。若力会 役員会(土地家屋調査士会館)。
 
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昨年の自殺者3万2753人 過去5番目の多さ

 警察庁が26日まとめた自殺統計によると、昨年の自殺者は暫定値で3万2753人で、前年より504人増え、過去5番目に多かった。年間の自殺者が3万人を超えるのは1998年以来12年連続。統計では、自殺者のうち男性は2万3406人、女性は9347人。昨年は1~8月まで月別の自殺者が前年を上回る状況が続いた。特に3~5月には連続して3千人を超えた。
【一昨日の共同通信】
死にたいなぁ

とふと思う回数と会社の業績には、関連性がある。
一昨年の年末の業績不振でひとしきり死にたくなって(死ななくてはいけない状況になって)、その後は死んでる場合じゃないと奮起。春先の裏切り事件にも、社員のみなさんが士気を落とさずがんばってくれたおかげ。
時事借用今朝の道新によれば、道内は1,599人。
去年から127人減っている。
早朝 座禅。
昨日の座禅堂が暖房ききすぎて思わずトレーナーを脱いだほどだったのが一転、今朝は暖房入れてないので冷え冷え。それでも、眠くなる。
午前 会長。決算について顧問税理士事務所と。
お昼 ロータリークラブ例会。
ゲストスピーカーは、宇平直史日本銀行札幌支店長。演題は「北海道経済の先行き」。北海道経済は飛行機の後輪に例えられるが、実は違う。公共事業の多い北海道は、公共投資で景気対策を行うと影響が早く出る、とのこと。これからはどうか。
午後 市内回り。帰社。
  夕食後、行きつけの植物園近くのCafeへ。
伝説の教師 TVサントラ / キティ男2+女4人の団体客がボックスで議論している。話しの内容から、小学校の先生たちだとわかる。
わかるほど、わかりやすい話題ばかり。机はコの字形がいいのか、からモンスターペアレント対策まで。
時折女性教諭らのけたたましい笑い声が響く。ただでさえも静かな店内で、声をはって喋ればまる聞こえ。
職業柄声をはるのは仕方ないのか。それなら話題を選ぶべき。児童の個人情報は、すべて手に入った。
よく車内に児童調査書や試験結果のデータが入ったPCを盗まれる教師が報じられる。
似たようなもの。車内といえば、彼らの車はみな、路上駐車。
 
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豪州に留学中、南アフリカからの留学生とよく一緒になった。
かわいい子だった。86年だから、アパルトヘイト真っ只中。
今なら社会問題・国際問題は高校生でも論じられるが、当時はそうでもなかった。
私が豪州へ行くということで、友人らも豪州がどういうところか関心を持ったほどに。
感受性の高い高校生なら、アパルトヘイトの国から白豪主義の国に来てKKKか、などと批難もできた、かも。
ただ、その子はかわいかったので、国際問題云々は超越した。

最近のクリント・イーストウッド監督作品では「グラン・トリノ」が高い評価を受けている。
悪くないとは思うけど、それほどのものとも思えない。
試写会でタダで観ておいて誉めないのもナニだけど。

今回も試写会。C・イーストウッドものは、よく当選する。
つくりは、前作に似ている。人種を超えた友愛というテーマも同様。
ただ、ご近所が移民だらけで居心地悪いという米国に対し、アパルトヘイトのしこりが残る南アフリカの深刻さが異なる。
27年間幽閉された監獄に足を踏み入れ、よくぞくじけなかったと思いを馳せるのも、C・イーストウッド調。こういうところが評価されているのかもしれないが、私ゃあまり好まない。
黒人がいかにアパルトヘイトで虐げられたかは、時折見せる怒りで察することができる。が、それも想像の範囲。一方白人は、黒人を「テロリスト」と呼び嫌悪する。
黒人たちの闘争が終わったところから作品が始まるため、「和解」が進まないことにいまひとつ理解が及ばない。

とはいえ前作より確実に、よい。

実話に基づいていることもあろう。
ハッピーエンドというのも実話なんだから、いい。
ネルソン・マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)の「赦す力」と、それに引っ張られる周囲の描き方がまず、いい。
ラグビーワールドカップ決勝戦の航空機も、いい。
試合前の国歌斉唱が、またいい。
君が代に感銘を受けない左にそれた方々は、多分半分も楽しめない。

公式サイト■ STVホールにて(試写会)
STV映画試写会
・2月5日より全国上映
 
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西武有楽町店、年内にも閉鎖 業績低迷で

セブン&アイ・ホールディングスが年内にも閉鎖する方針を固めた西武有楽町店(手前の2棟)=26日夜【共同通信】
 セブン&アイ・ホールディングスが、傘下のそごう・西武が展開する西武有楽町店(東京・有楽町)を年内にも閉鎖する方針を固めたことが、26日明らかになった。消費不況が深刻さを増す中、百貨店分野の業績が悪化しており、不採算店舗を閉鎖し、経営の改善につなげる。繁華街の銀座に近い有楽町店はほかの百貨店やカジュアル衣料「ユニクロ」など低価格の衣料品専門店などとの競合が激しかった。
【昨夜の共同通信】
ここが入居しているのは、有楽町マリオン。朝日新聞社と松竹が共同で開発しました。社有物件を全国に持つ資産家「(株)朝日新聞社」では、管財部門だけでなく不動産部門も拡充させ、広告・販売と並ぶ3本目の収益の柱を目指しました。
私が配属された頃の上司は、制作や支局からの、語弊覚悟でいえば「寄せ集め」。15年前当時から、西武は撤退したいとダダをこね、それを鎮める役割の先輩が築地から有楽町へと走っていました。

全国的に百貨店がバタバタつぶれていくなかで、そういえばマリオンの西武はなんやかんやで生き残っていたのだなぁ、と、このニュースで懐かしみました。
同時に、朝日新聞社自体も赤字を出しているところをみれば、かねてより予想されていた広告の落ち込み・販売不振の穴埋めとしての不動産事業は失敗したか追いつかなかったか、なのでしょう。
早朝 座禅。
c0032392_1438562.jpgc0032392_1439290.jpg午前 会長。
お昼 さっぽろ雪まつり雪像製作 第11偵察隊慰問。西4丁目・STVよみうり広場、動物大雪像のところで。過去の偵察隊一日隊長で毎年、慰問している、そうです。私は今年初参加。
STV・よみうり広場 北の動物園ビッグイシュー大通地下販売ブースで販売者と立ち話。
午後 市役所。帰社。営業統括部長。会長。
 
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訪日外国人、過去2番目の減少
 景気後退など響く-昨年

 独立行政法人日本政府観光局が25日発表した2009年の訪日外国人数(推計値)は、前年比18.7%減の678万9900人だった。世界的な景気後退や円高、新型インフルエンザの感染拡大などが響き、新型肺炎(SARS)が流行した03年以来、6年ぶりに前年を割り込んだ。減少率は大阪万博開催(1970年)の反動が出た71年(22.7%)に次いで、64年の統計開始以降、2番目の大きさとなった。
 2けたの減少率は、日米欧の「プラザ合意」で円高が急速に進んだ86年以来、23年ぶり。外国人観光客を「10年に1000万人」に増やす政府目標は達成が極めて厳しくなった。前原誠司国土交通相は成長戦略の一環として「観光立国」を掲げており、政府と観光業界は海外向けのPR活動を強化する。
 国・地域別では、最多の韓国はウォン安などで33.4%減の158万6900人。2位の台湾は26.3%減、4位の米国も8.9%減など、軒並み落ち込んだ。ただ、3位の中国は個人観光客の訪日ビザ(査証)解禁などで0.6%増の100万6200人と、過去最高を更新した。

【昨日の時事】
「コンクリートから人へ」同様、「公共事業からの脱却 = 観光・環境・福祉産業の拡充」は、掛け声として易いフレーズ。
「観光立国」なんてのがいい例。日本には、世界に誇る和の文化がある。もっと見に来てもらいましょう。
とはいえ事業としての観光なのだから、収益に結びつかないと意味がない。
来て、見て、それで帰る。文化交流なら、それでも充分。事業なら、おみやげを買ってもらうとか、食事をしてもらうとかでお金を落としてもらわねば。

中国からのお客さんに、増加の余地がある。この際、ビザ発給の年収制限を撤廃しては、との案も出ているらしい。
元々年収制限は、不法滞在対策。収入が乏しくて困窮している中国人は、不法入国の危険をおかしてでも日本で働きたい。年収制限をかけても、摘発数は相当なもの。どうやって潜り込んだの?ってくらい。これがビザ解禁なら、堂々と滞在できてしまう。

稼いだお金は本国へ送るのが目的。日本にお金は落ちない。この段階で「観光立国」の名目は崩壊。円が流出する一方。
買うものは、安く。そう心がけられることで、デフレに拍車がかかる。
加えて、ただでさえ高校生の就職内定率が激減している雇用の現場は、侵食される。
宇奈月の老舗旅館摘発

 中国人の女に通訳と偽って在留資格を取得させ、仲居として働かせたとして、警視庁は25日、黒部市の宇奈月温泉にある旅館「延楽」の浜田政利社長(59)と、東京都墨田区在住で行政書士(70)の2人を入管難民法違反(資格外活動ほう助など)の疑いで書類送検した。不況などの影響で客足の減少が続く中、同温泉を代表する老舗旅館が摘発されたことに、地元では驚きと困惑の声が広がった。
(中略)
 多くの旅館は、「客との意思疎通が難しい」(老舗旅館)などとして、外国人の従業員は雇っていないとしており、延楽が中国人の仲居を雇っていたことを「知らなかった」「どうしてか」と驚いた様子。ある旅館は「客が減って人件費を抑えるため、人材派遣会社に従業員の確保を委ねるしかなかったのかもしれない」とおもんぱかった。

【読売新聞】
観光業が立ち行かなくなり、外国人観光客を誘致。勢い余って外国人の不法就労で観光業が打撃。これぞ負のスパイラル。
観光客を増やせばなんとかなるという原理主義に近い思想を抱いて今月観光庁長官に就任した溝畑宏氏は、前原国交相の「おともだち人事」(日刊ゲンダイ)。
その前原サン、昨日の醜態。
前原国交相、自民・町村氏に逆ギレ
「さっきから聞いていたが…」

衆院予算委員会で自民党の町村信孝筆頭理事(左手前)の八ツ場ダムについての発言に“逆切れ”、答弁を求めて立ち上がった前原誠司国交相(左奥)=25日午後、衆院第1委員室(酒巻俊介撮影) 25日の衆院予算委員会で前原誠司国土交通相が、自民党の町村信孝元官房長官の質問に“逆ギレ”する一幕があった。
 地方の疲弊ぶりを訴える町村氏に対し、前原氏は「さっきから話を聞いていたが財政赤字を膨れ上がらせて、バラマキの公共事業をやってきたのはどの政党、政権か!ダム、空港、港の維持管理だけでも大変だ。これ、どうするんですか」と逆質問で応酬。
 鹿野道彦委員長は「時間なので」と制止に入ったが、怒りの収まらない前原氏は「自分たちのツケを放っといて、今の政権に文句を言うのはやめてほしい」と主張。町村氏が「何かあれば前政権のせいだという論理は拙劣だ」と議論を打ち切ると、前原氏は「一言だけ、委員長!」となおも食い下がっていた。

【産経新聞】
腹話術人形が珍しく色をなした。この状況を詳しく伝えたのは「報道ステーション」くらい。町村さんが「座ってください」とたしなめてるのに、遠くから吼える国交相。久々、面白い光景。このところ小沢幹事長の虚飾映像に食傷気味だったため、活きのいい食材が入荷したような。
前日に八ツ場ダム建設予定地で初めて地元住民と対峙して、ストレスがたまったのでしょう。わかりやすい。
早朝 座禅。
午前 来客。恩師訪問。帰社。
午後 業務推進室長たびたび。
留萌方面、降雪による視界不良で大変なことになっている様子。昨日のうちに行っておいてよかった。
札幌土現。渋滞で少しの距離もままならない。
夕方 歯科定期健診。
  帰社。
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【日曜日】
早朝・お茶、お昼・雪像見学、で、あとはゆっくりボーっとしようと思ってました。
昼過ぎ、前日の食事会で知り合った僧侶からメール。今夜飲み会やるけど来ない?とのことで、食いついてみます。
会場は、buddha-bar 280
2フロア貸切とはいえ、50人は集め過ぎ。ぎゅーぎゅー詰めに音楽ががんがん。
知人がたまたまふたり。友達の友達は結局、知人に辿り着く。
彼女らを除いても、なかなかにおもろい。会の主旨をまったく把握せずに参加したわりに、楽しんでしまいました。
午前 業務推進室長。留萌
午後 帰社。営業本部長。
c0032392_20514234.jpg夕方 桑園地区連合町内会 新年交礼会(ロイトン)。町内会の監査として出席。
司会は、STVラジオの喜瀬ひろしさん(→)。同じ町内のよしみで引き受けてくれたのですと。淡々と進行しつつ、合間に毒が入るのはラジオと同じ。名刺交換の際「会社の近くをよく散歩してます」と。
市立病院の院長が乾杯の発声。JRの桑園駅長や札幌競馬場の場長もいて、こうしてみると桑園町内は施設が豊富。
ただ、開宴後は延々、カラオケ大会が続くのは、辟易。
  帰社。
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思考の整理学 外山 滋比古 / ちくま文庫

まずは取り組む。書いてみる。考えてみる。
で、寝る。(ネタを)寝かせる。

以上。

図書館で借りました
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第11旅団司令部からのお誘いで、現在製作真っ只中のさっぽろ雪まつり大雪像を見学。

c0032392_15154038.jpgまずは8丁目。HTB広場。百済王宮です。高さ15m。ヘルメット着用で頂上まで登らせてもらいました。c0032392_1515241.jpgc0032392_1515484.jpg
c0032392_15155436.jpg頂上からテレビ塔を望むと、こんな感じ。

雪のHTB広場
7丁目のHBCは、フラウエン教会。こちらの方が高く、26m。c0032392_1516068.jpg

HBCドイツ広場
5丁目の雪像は、ボランティア中心。自衛隊は技術協力。
ディズニーの著作権はうるさいらしく、撮影禁止。HPにさえも載ってません。

STV・よみうり広場 北の動物園4丁目のSTV・よみうりは、北の動物園。旭山と円山の人気者が大集合。その割に土台が2mあるのは、酔っぱらったおっさんが容易に雪像に上がれない程度の高さが必要とのことで。
雪まつりといえばかつて、ローターアクトの若者をけしかけて市民雪像に参入したものです。取り掛かるまで10年。3年続きませんでした。寒いとか面倒とか。
ヨサコイよりも国際的知名度は確立されたイベント。せっかく「札幌にローターアクト有り」を発信する格好の場なのに、地元の若者が寒がってちゃ話になりません。
その若者連中は最近、「北海道を元気にしよう」とか言って、がんばってます。手前ぇの体力不足を棚に上げて北海道のテンションを心配してんじゃねぇよ。

大雪像でとび職のように駆け回ったり、瓦部分のパーツを千個単位で雪から型取りしている隊員を見て、そう思った次第。8年前のサイト
 
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