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ホームレスの現状市民で知ろう
 来月から実態調査 札幌のNPO法人募集

 札幌のNPO法人「さっぽろ自由学校『遊』」が公募した一般市民が五月から約一年にわたり、札幌市内のホームレスの実態を調査する。ホームレス一人一人を訪ね歩き、生活の様子や、路上で暮らすようになった理由などを聞き取る。ホームレス問題の“素人”たちが行う同種の調査は珍しいという。
 「遊」事務局によると、「格差社会が広がりホームレス問題はひとごとではなくなっている。普通の人にも考えてほしい」と発案した。「遊」がホームレス自立支援雑誌「ビッグイシュー」の道内の卸元となり、ホームレスの人たちが事務所に出入りしていることもきっかけの一つになった。
 五月九日の学習会を皮切りに、八月まで四回、ホームレス支援に携わる研究者らの話を聞き、調査手法や内容を検討。この間、炊き出しなどの支援にも参加する。九月から本格的な調査を実施、来年三月までに結果をまとめて発表会も開く。
 厚生労働省によると道内のホームレスは今年一月で百四十五人。うち、札幌では百九人が暮らしている。
 調査に協力する、ホームレスの自立を支援するボランティア団体「北海道の労働と福祉を考える会」の代表で、北星学園大社会福祉学部の木下武徳准教授(公的扶助論)は「関心はあっても支援に参加する機会がなかった人たちにとって、調査がきっかけになれば」と話している。調査への参加希望者は五月二日までに、「遊」(電)011・252・6752へ。

【28日付 道新夕刊

NPOとか市民団体っていろんなことやっててスゴいなぁ。

と感心している市民は多いことでしょう。いろんなことの一部は「やってないこと」をやっていると言っている(或いは伝えられる)だけなのだ。

と改めて考えさせられる記事です。
道内の卸元は、「遊」ではなく「ビッグイシューさっぽろ」です。「遊」は卸場所の提供者で、卸は行っておりません。つまりこの記事は、誤報です。
「遊」側からは早々に事情説明がありました。普段の付き合いから「遊」がそんな売名行為をするとは思えず、記者の勘違いだろうとは推測しておりました。
であるなら、道新との付き合いはどうなっているのか。
販売開始以来、札幌圏のひとりの記者が取材を担当しています。その方なら「遊」との関係もよく理解しています。つまり別の記者が、関係を把握せずに書きやすいように書いたのでしょう。大通地下ブース閉鎖を記事にせず、久しぶりにビッグイシューを紙面にみつければ誤報。大丈夫か道新。

札幌のビッグイシューは、受入団体が開始早々、事業を事実上放棄したため、卸がままならぬ状態に陥り、お手伝い要員を主体に「ビッグイシューさっぽろ」を立ち上げ、受皿を継承することになりました。
そんな経緯がありながら、当初の受入団体は最後まで「私たちはビッグイシューをやってますが、大変で」などとのうのうと言うてくれたものです。「やってないこと」を「やっている」とするレトリック。

市民団体は企業を攻撃する際、嘘つき呼ばわりします。食品偽装をしたのに「やっていない」。これは嘘でした。
翻って当の市民団体は、やってないことを「やってます」。どちらも嘘。
「遊」の誤報は、関係者には了解されましたが、事情を知らない読者・市民は「遊」をビッグイシューの受入団体と認知してしまったことでしょう(「ビッグイシューさっぽろ」が新たな受入団体になったことを報じてくれないことで、虚報は二重性を帯びる)。
道新が訂正しない限り、「遊」は嘘をついていることになります。それが判明したとき、「遊」の様々な有意義な活動もほんとにやってるのか疑わしい、という目で見られるかねません。
c0032392_1063173.jpg午前 会長来室。営業部長懇談。
    4月末で退職の社員があいさつに来てくれる。
午後 外出。帰社。来客、地理情報部長と応対。営業部長打合せ。

建築士をしている小中学校の同級生が東京に拠点を移すとのことで夜、送別会(はちきょう)。
山盛りのいくら丼が売りのお店ですが、残念ながら私はイクラアレルギーなもので。
かつてよくお世話になった「やっさもっさ」の系列店。ということに会計時に気付きました。当時の従業員さんが覚えてくれていて。
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貧困襲来 湯浅 誠 / / 山吹書店

著者はホームレスを「野宿者」と呼び、ネットカフェ難民を「ネットカフェ生活者」と書き換えます。両方共に賛成。プロフィールでは「ネットカフェ難民」になっているのが残念。

講演で聴いた著者の論調そのまま。貧困を放置し悪化させる要因への憤りがよく伝わります。しかしそれは関心のある読者に伝わるだけ。「札幌にホームレスはいないでしょ?」という市民には、熱過ぎて敬遠される恐れもあります。
運動している人間は、運動していない人間を「ノンキに、お気楽に生きている」「考えていない」と決めつけがちだ。「おまえはこの問題をどう考えているんだ!」といった調子の突きつけや、その背景にある独善性・閉鎖性が、人々を運動から引き離し、遠ざけている面がある。
市民運動の独善性は、市民運動に携わらない市民がいつも感じています。その際の「市民」ってなんだろう。

米国の「生活賃金(リビング・ウェッジ)条例運動」も紹介されています。入札におけるダンピング規制が主たる目的ですが、その先にあるのは「生活できるだけの賃金を労働者に」という視点です。

やわらかく貧困を論じる本にお目にかかったことがありません。データを淡々と示すか、本書のように現場の生々しさを熱く伝えるか、です。著者の言う「溜め」(余裕)を持った貧困解説書が期待されますが、でも余裕がないから貧困なわけで。

著者は活動的で、述べているところ間違いはありません。もし著者の経歴に会社経営の経験が加われば、論調に真実味が増すものと。今朝の朝日新聞1面でもご活躍でした。図書館で借りました

連休にはうってつけの1冊。
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そのシステムが「日本式」なのに驚きます。
オーナーは「東京で見た」ものをロンドンで導入したそうですが、日本人には衛生的に受け入れられそうになさそうな。

斯様にオトコ目線で観ると、より楽しめます。ストーリーは予告編で大方わかってしまうので。「肘」のくだりは女性客も笑ってました。

主演のマリアンヌ・フェイスフルは最近、「マリー・アントワネット」では母のマリア・テレジア役、「パリ、ジュテーム」のガス・ヴァン・サント監督「マレ地区」では通訳の青年を伴って印刷所を訪れる英国婦人役で登場しています。

原題「IRINA PALM」をそのまま「イリーナ・パーム」にせず、「手のひらイリーナ」でもなく「やわらかい手」としてくれたのが嬉しい。

シアターキノにて   ■ 公式サイト
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毎日サイトより借用飛び石連休の、石と石のあいだは、適度に気が抜けて気持ちよいのです。
そこに江戸城落城のニュース。
客1人、従業員2人の犠牲者が出たのは悲しい。
平成12年の神戸・テレクラ「リンリンハウス」元町店の火災では客4人が死亡、平成13年にはキャバクラが入った歌舞伎町の雑居ビル火災で44人。風俗店舗はよくよく火元に気をつけたいものです。

余談ですが「大阪城」は雄琴で、ススキノにあるのは「ニュー大阪城」です。
午前 地理情報部長から報告事項をいくつか。来客。設計課長と応対。業務推進部長と懇談。室長と出張打合せ。設計課長から業務報告。
午後 顧問と懇談。外出。帰社。設計部長から報告事項をいくつか。会長来室。
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合コンの社会学 北村 文 / / 光文社新書

30代後半になっての合コンは、相手側もたいてい30代後半になってきました。若くて30代前半。その理由が本書で解明されます。

本書でいうところの「制度」としての合コンは、王様ゲームのようなひと世代昔の遊びではなく、偶然の出逢いの偽装であり、「磁場」が生じます。
そこでは「ジェンダー」による「協働」作業が必須。「祖母が入院した日に無理矢理合コンに連れていかれ、ふさぎこんでいるところを気遣ってくれた幹事の男性と結婚することになった」というような「都市伝説」がよもや自分にも。
そのためには「ルール」を逸脱せず、携番やメアドを交換する「マナー」も怠らない。「仕事の付き合いで行ったらたまたま彼女がいたんです」という偶然。偶然を装うには「社会的階層」にもばらつきが必要。スケープゴートには「未来のない大学院生」をメンツにまぎれ込ませましょう。かわいらしさを装う女性は「何か髪についてるよって言われたら『とってもらおうと思ってたのに』って言うような。そういう技をもってる子は強い」。

合コンという手段が目的化され、「品評会」「反省会」が楽しみとなります。そうなると戦線から離脱するにも結婚して「抜ける」ほかに、得るものが無いからと「降りる」ひとも現れます。そこに「留まる」非婚層でモラトリアムが構成されているわけです。

文中、「30代未婚男」を「ステレオタイプ」と斬ってくれたのは嬉しい。
格差社会を「勝つしかない」と「勝たなくていい」とに分離したのも慧眼。

「出遭えればいい、結婚できればいい、というわけではない。そこに、物語がほしい」は言い得てます。「外国人」や「年齢差」を「物語の要素になりうる」とするのも、実態をよく見据えてます。
客観視されて心地よい、連休にはうってつけの1冊。
図書館で借りました
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アウトローの近代史 ― 博徒・ヤクザ・暴力団
礫川 全次 / / 平凡社新書

仁義なき戦い・広島死闘篇」では広島競輪場の警備業務を地元ヤクザに委託します。権力がヤクザを取り込み、その力を利用する典型的な事例です。

本書ではテキヤ系ヤクザの大親分が終戦直後、繁華街が「ゴロツキがノサバって」いると嘆き、「昔は私が新宿を歩くだけで、ゴロツキは逃げてしまったものです」と回顧しています。最近の週刊ポストだか週刊現代だったかのグラビアに、歌舞伎町が浄化されて以来若者が好き放題暴れているとのキャプションで、乱れた写真を掲載しています。必要悪がこういうところで理解できます。
国定忠治と清水次郎長、赤報隊などの歴史から、権力がヤクザをいかにコントロールし、切り捨ててきたかがよくわかる、連休前半に読むにはうってつけの1冊です。
図書館で借りました
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c0032392_23175054.jpg急に冷え込み、風も強く、昨日は雨。
そんな天気で二中公園の桜は一気に散りました。

でも合同庁舎の桜は、見頃。
午前 道庁、開発局、産経新聞支局。
    それぞれゆっくり話を聞いてもらう。
お昼 道庁別館の陽だまり亭が先週リニューアルしたのでランチ。
    経営している高校の後輩と話し込む。
c0032392_2354240.jpg午後 帰社。設計部長懇談。
    来客。社内案内。HBCの撮影も入る。
    札樽若力会 総会ロイヤルホテル)。
    役員改選で副会長留任。
    懇親会では当ブログを温かく見守ってくださる諸先輩方から激励の言葉をいただく。
    ちょうど同じフロアでロータリーのゴルフ部会が食事していたので、乱入ごあいさつ。
夜分
先週オープンした7th Loungeに寄り道。think gardenの跡地を同店にいた方がワインのお店にしました。飲めないのでぶどうジュース。あなどれない美味しさです。

チャリではまだ寒い。帰社。
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本日の業界紙で道農政部平成19年度委託受注番付が発表されました。
当社、29位です。
かつて上位三傑を推移し、近年は20位のボーダーをうろちょろしておりましたが、とうとうボーダーが30位にまで下がりました。

業界内秩序を保とうとする老害が、この番付から臭います。加齢臭というよりも、死臭。腹立たしい。
午前 室長・相談役と立ち話。ビッグイシュー卸。
お昼 ロータリークラブ例会。
午後 帰社。設計部長と打合せ。地理情報部長から業務報告。
    外出中に問合せがあった件を調べておいてもらったのでその説明。
    恩師の研究所。帰りにビッグイシューの希望者へ配達。帰社。
 
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一昨日卓上四季にしては珍しくいいこと書くなぁ、と油断していたら。昨日の同欄。

▼今や聖火への拍手は中国政府支持を意味するような形だ。聖火が踏み絵ではスポーツと政治の分離も難しい。善光寺は聖火リレーの開始地点を返上せざるを得なくなった。長野の聖火は、チベット問題を照らしながら街を通り抜けるはずだ▼

中国はいかにチベットを侵略したか善光寺に同情を寄せています。できれば善光寺だってやりたかった。その前提は間違っていません。でも「踏み絵」「政治」と「せざるを得なくなった」で挟むと、まるで外圧によって断念したかのようなイメージが出来上がります。寄せられた多くの意見は参考にしながら、最終的には善光寺が決めたこと。その要因には、同じ仏教徒としてチベットへ馳せる思いも含まれます。

前後の文章にも、中国の姿勢への言及がありません。責めるなら産経抄のように徹底的に叩く。それでも中国をたてたいというなら朝日のようにチベット問題は無かったことにする。どっちつかずのスタンスは、気持ち悪い。
午前 道庁直行。石狩支庁で昨日落札した空中写真測量業務のごあいさつ。
    協会。銀行。帰社。顧問打合せ。会長から業務指示。
午後 顧問懇談。地理情報部から課長代理に来てもらい、業務打合せ。
    北海道経済同友会 北海道環境問題委員会ホテル札幌ガーデンパレス)。
    講師は道環境政策課長。
    札幌市環境保全協議会 部会(市役所)。
    同友会の閉会がずれ込んだため、部会は予定よりも遅れて到着。
    部会長からひと言、で仕事が終わってしまう。申し訳ない。
夕方 帰社。
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c0032392_11513774.jpg昨日、札幌管区気象台が1953年の観測開始以来、最も早く桜の開花を発表しました。
この気象台は当社からすぐ近くですが、標本木は神宮。いずれにせよこの界隈では桜が咲いた、ということで。

二中公園の桜も、いい頃合。
午前 会長来室×2。
    室長から本日の入札でダンピングされた件について報告。
午後 外出。帰社。
夜分
とんありでごはん。食べているところにビッグイシューのお客さんが来店。以前、地下ブースにお越しいただいた際に所望のバックナンバーが無く、改めて連絡してもらうべく携帯番号を交換していたものの、それ以来。
聞けば、とんありにビッグイシューが置いてあったので関係者が来ているのでは、と思っていたとのこと。置いてもらってよかった。
 
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