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朗読者 ベルンハルト・シュリンク / / 新潮文庫

2000年に話題になった本が、2003年には文庫化されて、それを今頃ようやく読みました。
そんな有名な本ですから、今更ネタバレもないでしょう。
切り口としては、年上女性と付き合うことで漲る自信、とか、終戦後のナチ裁判、とか様々でしょう。そんななかで私は文盲(多分この単語は、公的には使いづらい)に重点を置いて読みたい。その点で、訳者もあとがきに書いているように、この本は2度読んで味わうべき作品といえます。

識字率向上は、国際ロータリーの取り組みのひとつです。近年はポリオ撲滅とか水環境整備とかにウェイトが傾いてますが。とりわけ日本では、日本語を読めない日本人が問題化されません。300日出産問題にも絡むかもしれませんが、出産を届けられないなんらかの問題を抱えた子どもが就学せずに成長してしまう、という”事件”は時折、報道されます。誰も知らない」みたいな環境。そうした”事件”が顕在化すれば、”事件”では済まされない社会病理になります。
少子化で大学全入とかいって、じゃあ俺らが共通一次でひぃひぃ言ってたあの頃はなんだったんだよぉ!という時代には、識字率向上どころか、覚えても覚えてもまた知らなかった漢字が出題されたものです。

表紙は、三谷龍二さんの作品です。
図書館で借りました振替休日にはうってつけの1冊。
 
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英国王室というと、我が国の皇室が引き合いに出されがち。札幌公開前の道新映画評でも、日本ではこのような作品は撮れないだろう旨の文言が見られた。さすが天皇制大嫌いな新聞社。そんな視点でしか本作を観られない記者は、気の毒。

女王の苦悩は、テーマのひとつ。その女王 = 英国王室を本作でもっとも敬愛する人物として、反王室制度を掲げるはずのブレア首相が描かれている。女王弁護でスタッフにブチ切れるブレア首相の言葉には、伝統への畏敬の念があふれている。

ダイアナ元妃を興味本位でパパラッチで追い回し、事故死すれば同情に民意を誘導するマスコミが結局のところ責めを追うべきところ。王室を巻き込んでその責めを回避している様が見えるのは、どこの国も同じ。

豪州留学中、ロータリークラブの例会での乾杯の発声は「Queen」でした。英連邦らしい所作。
振替休日にはうってつけの作品。

札幌劇場にて 札幌上映3日目  ■ 公式サイト
 
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養老 孟司・太田 光 人生の疑問に答えます
養老孟司製作委員会・編 / / NHK出版

今年1月に発売された本です。図書館での予約はもう少し待たされるかと思ったら、意外に早く届きました。
その分、読むのも早く。今日、大通カウンターで借りて、もう読み終えちゃった。

本書をまとめた”養老孟司製作委員会”(このネーミングもどうかと思うが)が述べているとおり、これまでの養老先生の考え方をベースに、視聴者(受信料を払っているひと)からの相談に答える、という番組を再構成したもの。したがって先生の言いそうなことは、質問内容を読むとなんとなく想像がつくし、やっぱりぃ~というようなお答。明確でいいけど。

お悩み相談といえば、中島らも氏を思い出します。

夫の転勤で生活環境が変わり、ノイローゼになった主婦の相談については、先生も太田氏も的外れな回答を出しています。両者とも会社勤めをしたことがないと認めているだけあって。

その太田氏の切り口が先生と似ていて非で、口調もほぼ爆笑問題で言いそうな口ぶりなので読みやすいものでした。
昭和の日にうってつけの1冊。図書館で借りました

■ これまで読んだ養老先生の16冊 ■
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↑この画像はとっても怖い1シーンです。こうしてみるとみなさんコミカルな手つきです。でも、手にしているのは拳銃です。このあと13人によるロシアンルーレットが始まります。
白黒作品です。汗によるTシャツの染みが黒く映るので、よけい恐怖感を誘います。

このシーンで本当に怖いのは、画像では後頭部しか写っていない仕切り役のパスカル・ボンガールです。登場人物みなさん狂気に満ちてますが、彼がもっとも高テンションを維持されてます。
昭和の日にうってつけの一本です。

シアターキノにて 札幌では昨日から  ■ 公式サイト
 
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来月、当社マカシブを御利用の藤谷さんです。今月はART-MAN galleryで開催とのことで、見学に。CURATORの野口さんに、札幌の現代美術近況を教えていただき、勉強になりました。すでに次回のフライヤーが置かれていて、「マカシブって名前がいいですよね」と。これまc0032392_2120024.jpgで評判の悪いネーミングだっただけに、嬉しい…実演中の藤谷さんも、打合せのときに「普通に話せますよ」と言っていたとおり、気さくに挨拶してくれました。来月が楽しみです。

では改めて告知。
北海航測 ma'kasih bu presents
藤谷康晴ライブドローイング
― 半透明肉体関係 ―

日時 : 5月27日(日) 開場9:30 10:00~18:00
会場 : 北海航測マカシブ(中央区北3条西17丁目 北海航測ビル1階)
※ お問合せはこちらまで / 会場についてのお問合せはコメント欄へどうぞ
藤谷氏プロフィール

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渋沢・三島・六十年代 倉林 靖 / / リブロポート

96年の本です。

新聞の夕刊に、読む気になれないような小難しい評論がよく載っています。美術とか文芸とか。読む気になれないのに、時々好奇心にかられます。読んでみれば、やはりわからなかったと反省します。
そういう本です。
澁澤が「引っ込み思案」で、三島に電話をかけられず妹が代理でかけたことや、サド裁判を真面目に闘わず、裁判所の帰りには関係者で夜通し飲み歩くのが恒例だったとか、そういう面白そうなエピソードが少~しずつ埋まっていますが、ほぼ全編、よくわからない話だらけ。
文芸評論とは、そういうものなのでしょう。当時の書評を切り抜いていたので借りてみましたが、11年前、何故その書評に興味を持ったのかもわかりません。
澁澤や三島を語るのに、これくらいの評論を理解できなければならないなら、そりゃ大変。でも語ることはないし。三島の死で衝撃を受けた澁澤ですが、その澁澤の死でしばらく仕事ができないほどショックを受けた四谷シモンが先日読んだ「前編」で描かれています。この連動性をみつけられただけでもよしとします。図書館で借りました
 
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午前 ゴールデンマーケットへ初めて行きました。
    なぜかというと、こういうわけで。
油断しているところで総務の社員とバッタリ。お友だちと出店しているそうです。せっかくなので雑貨ひとつ購入。お友だちから「社長、買ってって♪」と言われると、フリマの雰囲気ではなくなります(笑)
午後 出社。
夕方 母と食事。Sagraにて。幼馴染が夫婦で営むイタリア料理店です。
    彼の二人の兄貴は、ススキノで日本料理をやってます。どちらも美味い。

  マンション管理組合総会札幌市社会福祉総合センター)。
    殆ど終わりかけのところに滑り込み。
    この調子だと、来年2度目の役員が回ってきます。もう理事長は引き受けないっ。
    てゆうか、役員が回る前に温かい家庭を作ってマンション飛び出してやるぅ。
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「なんど言ったらわかるんだ」は、なんど言ってもいやなものです。言われる方の気持ちもわかるけど、言う方も凹むものです。不思議。
午前 業務推進室長から入札結果についての申し開き。
    社員から結婚後のお話。来客。設計部長と打合せ。
    業務推進部長と打合せ。
午後 営業部長と打合せ。北海道経済同友会総会・例会グランドホテル)。
    講師は世界銀行元副総裁の西水美恵子さん
    世界を舞台に活躍される女性の静かな貫禄には圧倒されます。
    そんな世界規模の講演を聴くホテルで小さい話です。
本日もチャリで行きました。宿泊支配人が詫び入れに来社以来、チャリ対応がよくなっていましたが、ひと冬越えると元に戻った様子。「当ホテルに駐輪場はございません」。またか。ただそのあとが微妙に以前と異なります。「あちらの壁に寄せて停めてください」。丁寧に誘導されて物置へ案内されるのも恥ずかしかったので、このくらいなら普通か。とはいえ三井観光開発が打ち出した悪評高い「セレブしか相手にしません路線」のあとだけに、なんだかイヤな印象は残ります。
    帰社。今月で退職する営業課長が挨拶に来てくれる。名残惜しい。
 
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水曜午前1時頃、近所のマンションでガス爆発があった、らしい。函館にいたので。朝、「大丈夫だった?」と道内の親戚から携帯に見舞い電話がかかってきましたが、それはこちらが聞きたい。てゆうか、知らなかったし。結果的には大丈夫でした。
29歳のひとり暮らしの男性が自殺を図ったそうで。他人事ではありません。
午前 地理情報部と今夕の打合せ。会長。
お昼 ロータリークラブ例会。
午後 帰社。c0032392_9352465.jpg
北大工学部で地理情報部技術者2名と航空レーザのプレゼンテーション。3社共同提案です。
様々な分野の専門家が集まると、逆多様な提案を受けられて、勉強になります。
    帰社。
   ワイン会(虫狩)。チャリで行ったものの、帰りは雪。
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オーマイニュース
土曜日のあしなが募金についてのトピック記事が今朝5時、掲載されました。
「編集中」だった出稿済み原稿を片っ端から「不採用」に切り替え、ゴミ箱へ捨てまくった編集部ですが、さすがに「掲載待ち」だった本稿まで捨てるわけにはいかなかったと見た。
あしなが学生募金に協力お願いしま~す!」。内容からして、これを捨てたら言論人とかジャーナリズムとかいう以前に人間ではなくなります。
c0032392_20101668.jpg編集部の報復措置に報復するべく、先日のCafeに出席、投稿された先輩記者おふたかたの記事に、コメントと称して不採用記事を記入しました。おひとりからは不快感を示されましたが、それがかえって反応を招き、コメントランキング1位に。さらに相乗効果で、人気キーワードでも10位に。c0032392_2010344.jpg
午前 渡島支庁ほか。
午後 帰札。帰社。

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