2011年 07月 03日 ( 1 )

だからプロレタリア文学
 名文・名場面で「いま」を照らしだす17の傑作
 楜沢 健 / 勉誠出版

左翼は、表現方法として小説や芝居を用います。
当時、それらが民衆にどれほど影響を与えたか、は、警察がわざわざ偵察・摘発するところに表れます。

現在から見れば、プロレタリア文学は往時の抵抗手段。
それなりの力を、その頃は持っていたかもしれませんが、今では史料。
著者も触れていますが、当時の労働者が教育を受けていない背景から、文学的な重要性があるとはいえず。

それを発表したら捕まる、という緊張感があってこそのプロレタリア。
現代のように、何を書いても、言っても、捕まらない時代に、「七十年前と変わったようで何も変わらない忌まわしい現在」と語られたところで、「それで?」
不敬罪が無くなったところで天皇陛下を揶揄し、国旗をオムツ扱いに表現する辺り、この思想を持つ人々の品性が疑われます。図書館で借りました
 
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