月曜日の動静/週末は坐禅してました

【土曜日】 ビッグイシューの報道について、ビッグイシューさっぽろ代表、新聞記者と意見交換。
私は副代表として同席。くすみ書房階下、ソクラテスのカフェにて。

うちの代表の言うことは、わかる。一方でそれは、ホームレスに対する過剰な保護でもある。
ビッグイシューは、商売である。より多く買ってもらうために、どんな工夫が必要か、が求められる。
ホームレスはかわいそうなひとだから守らねば、という取り組みも必要。でもそういう支援団体なら他にある。仕事の場を与えて支援するのがビッグイシューの特長。チャリティーバザーやフリマでおこづかいを稼ぐのとはワケが違う。販売者を擁護するあまり販売促進ができないのでは、商売が成り立たない。

有限会社ビッグイシュー日本は、ボランティアでもNPOでもなく、社会的企業として運営している。
企業は資金を有効に回転させなければならない。学生はもちろん学校の先生やボランティアを中心に活動してきた方々は―その行動力には敬服するが―商売の視点を持ち合わせていない。慈悲の思いが強い。「雑誌が売れなくてもいいじゃないの。私たちがついているから」。テキストにするとこんなイメージ。

「支店」が営業しなければ、本店の資金繰りは窮する。200円から300円への値上げに際し本部の代表は、全国の販売者を訪ねて協力を求めた。札幌にも来た。「販売者がもっと売ってくれれば値上げする必要はなかった」なんて怨み言を言うひとではない。ひたすら頭を下げた。職種は違えど同じ経営者として、このひとが日々どれほど追い詰められているか、よくわかる。

「世間知らずの学生やプロ市民が偉そうに経営を語るな」と、私なら口走りかねない。先日の口論も、共産主義者に会社経営を説かれた腹立たしさによるもの。
護憲の会でも六ヶ所村の会でもイラク戦争の会でもサミット反対の会でも、集う賛同者は同じ顔ぶれ。ロータリーでも経済同友会でも法人会でも顔なじみの先輩方とお会いするのと同じ構造。小さな界隈でわいわい言ってるうちは楽しいでしょうけど、売り上げを伸ばすなら異なる界隈にも販路を拡げなければ。法人会の花屋さんは、イデオロギーを問わずチューリップを買ってもらおうと努める。ビッグイシューは、勤医協が応援してくれるなら医師会にも買ってもらおうと努めているか。
ホームレスに情を寄せる人々のグループは、限られている。市場を広げるためには、ホームレス問題には関心がないけど読み物としては面白い、という層の掘り起こしが求められる。

手っ取り早い販促は、メディアに流してもらうこと。それも広告ではなく、記事で。記事にされやすい社会的意義が、ビッグイシューにはある。
アプローチがあれば、ありがたい。どのように書いてもらいたいかを伝える。出せる情報のすり合せも。その主旨が、番組・紙面の都合上難しければ仕方がない。
アプローチの段階で拒絶するのはもったいない。「お手伝いの必要はありません!私たちだけでできます!」と言っておきながら、卸の人手が足りないとわかるやあっさり手を引いた前の受け皿団体と、拒絶スタイルが酷似してきたのが心配。

【日曜日】 瑞龍寺初心者坐禅会初心に戻って改めて。
午前 会議。

さっそく訂正。上記「私なら口走りかねない」の部分。叱咤激励の叱咤ができない。売上を上げるのに厳しさも必要だとはわかっているけど、声を荒らげる性分でもなく。かといって理論の積み重ねが受注に結びつくようなスマートな業界でもなく。ビールを飲もう!!~ベスト・オブ・ビールCM~CMソング /  / キング

相談役らと協会。帰社。チャリに乗りなおして雨の中、銀行。測友会。
午後 ガバナー事務所。帰社。常務と打合せ。営業部長と今週の打合せ。
  大通公園のビアガーデン。5丁目(サントリー)の札幌モルツ会にお誘いいただきました。雨でもテントなので大丈夫。
 
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by top_of_kaisya | 2008-07-28 20:52 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(0)
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