人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【読後感】 外国人犯罪者

外国人犯罪者 ― 彼らは何を考えているのか
岩男 寿美子 / / 中公新書

東京で働き始めた年の秋、歌舞伎町で旧友と飲んでいたら財布を盗まれました。
それほどいかがわしいお店ではなく、一般的な居酒屋だったのに。
そういう油断がオノボリサンっぽくて、自己嫌悪感が増幅。

半年後、犯人が捕まったと警察から連絡がありました。
盗まれたその晩は、交番に紛失届を出しただけ。
改めて盗難届が欲しいと警察の方が私の職場まで出向いてくれました。
即席調書のようなものも作りながら。その犯人が、中国人。

当社が全館事務所荒しに遭った際、手口が中国人窃盗団だと聞きました。
こちらは犯人いまだ捕まっていません。

そんな経験を踏むと、外国人を見たら泥棒と思え、との教訓が身につきます。
留学生や海外からの企業研修を受ける立場になるたびに一旦、教訓は棚上げしますが。

本書は、すでに収監されている外国人犯罪者から得たアンケート調査のデータを分析しまくっています。
なかなか得られないデータとのこと。データの羅列で200頁超。それでも収まらない様子。

日本の刑務所への不満で「毎日ちくわばかり」と答えた外国人は、なんとなく微罪な気がします。
図書館で借りました
by top_of_kaisya | 2007-11-07 23:33 | 読/見/観