【読後感】 ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦

ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦
  ― THE BIG ISSUE JAPAN
 櫛田 佳代 / / Bkc

ビッグイシューのお手伝いにあたり、出版されている本を読んでおこうと検索したところ、中央図書館ではこの1冊が検出されました。

3年前に書かれた本です。ホームレスとの関わりを文章に起こすことの難しさが、よくわかります。全般的に感情が入っていて読みづらく、嬉しいだの悲しいだのを端折っていくと、あっという間に読み終えます。
老獪なルポルタージュでは、醒めた見方から暗い気分に追いやられます。が、本書のように登場人物の目線に立とうとすると、登場人物の感情に著者の感情がかぶさり、目線が大きくぶれます。船酔いに似た気分を味わうことになります。

佐野代表のお話は、先日飲みながら伺ったとおりのことが書かれています。西成についての言及も、大阪で過ごした経験のある者には物足りません。
本書の見せ場は、後半のホームレス・サッカー・ワールドカップ。この同行記は、一緒に行った者だけが伝えられる臨場感があります。図書館で借りました
 
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by top_of_kaisya | 2007-07-30 23:58 | 読/見/観 | Trackback | Comments(0)
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