月曜日の動静/旭川出張

ぐるなびより借用昨晩、リトルスプーンでカレーを食べました。
行きつけというほどではありませんが、時々立ち寄る石山通のお店です。
流行を追ったスープカレーがはばをきかす札幌では、正統派ルーカレーで満足できるのはここくらい。と気に入っていたのですが、昨夜の同店のごはんは、ずゎずゎ。ルーと混ぜ合わせたあとの食感たるや、軽い吐き気を誘います。
ここ数日、吐き気持ちなので、私の味覚に難があるかもしれません。一方で、平壌の冷麺以来「食べ物は嘘をつかない」が信条。ここはあえて店員さんにお話を。

若いお兄さんが飛んできました。あとで聞けばこの日のこのシフトでの同店の責任者。若い。厨房でバイトの若者と喋っている姿は、まさにバイト。
そんな彼ですが、事情を聞くや機敏に対応します。まずは、現在出しているごはんを別の容器に盛って見せてくれました。確かに見た目は炊けています。米を替えたか、炊き方はマニュアル通りか、などの質問にも適格に答えてくれます。もしかしたら、こうしてごはんを盛って見せるというのもマニュアルかもしれません。穿った見方をすれば、リトルスプーンの営業譲渡も絡んでいるとか。

見た目では納得できず、改めて作り直してもらうことに。2回目も吐き気をもよおしましたが、それをおさえて完食。怒るに怒れないのは、責任者という彼の、真摯な態度によるもの。改めて持ってきたカレーをひと口ふた口食べるあいだも、傍らに立ち、反応を窺います。その距離感が、慇懃無礼でなければ無礼でもない。ほどよい。これもマニュアルだとしたら、リトルスプーンは侮れない。

大学院在籍中、食見会と称する調査に協力しました。
収穫物の保管方法を研究している講座で行われるものです。条件の異なった環境下で保管されたコメを食べ比べます。おかずは、ありません。ごはんの歯応え、喉ごしなどチェック項目ごとに評価し、あとは白湯で流し込みます。
文字通り味気無いものでした。なんとなくそれを今回、思い出しました。

ところでリトルスプーンのこのお店、近くにプリンスホテルがあるためか、外国人客をよく見ます。インド人の老夫婦と隣り合わせに座ったことがありました。まだ食券を券売機で買うシステムだった頃です。カレーの本場の方々がリトルスプーン…?と訝しく思っていたら、えらく堪能された様子。旦那さんは追加注文のために券売機に向かいます。でも外国人観光客を想定していない同店は、すべて日本語。旦那さんは英語で店員さんに質問しますが、尋ねられた女の子はまったく英語が喋れない模様。でも臆することなく、日本語で答えていたのは、立派!なんとなく通じていたようでした。その二ヶ国語会話を楽しむ奥さんも印象的。
午前 顧問打合せ。地理情報部長から業務報告。業務推進室長。
    突然、旭川へ。
午後 上川管内。札幌へ。帰社。
オーマイニュース
今朝5時に掲載されました。「北海道のダリ展を開場直後に見る」。土曜日のダリ展です。
これで掲載50本目(「ニュースのたね」及びPhoto投稿を除く)。




北海道のダリ展を開場直後に見る
 朝から晩まで楽しめる美術館のワンストップ戦略

 記者は北海道立近代美術館の裏手に住んでいる。この立地条件を活かして、7月21日から始まったダリ展へ、開場直後に入ってみようと突然思い立った。

 朝9時半の開場に合わせて、当日券売場に並ぶ。ただそれだけのことだが、せっかくの休日、ゆっくりしたい朝、縁もゆかりもないダリのために己を奮い立たせるのは、ちょっとした冒険だ。
『奇妙な廃墟の中で自らの影の上を心配でふさぎがちに歩き回る、妊婦に形を変えるナポレオンの鼻』1945 ガラ=サルバドール・ダリ財団 www.salvador-dali.org Worldwide rights <br />
(C) Salvador-Dalí,Fundació Gala- Salvador-Dalí,SPDA,Tokyo,2007
初日午後の館内の模様 (提供:北海道立近代美術館) 同館では毎年夏休みに、一般ウケのよい展示を充てる。どんな画家かは知らないが、名前は知っているといううまいところを突いてくる。夏休み中は連日、同館の前庭には長蛇の列。そんな光景が毎夏繰り返される。

 今夏はダリ。今回も多くの来客が見込まれる。

 すでに夏休みに入っているところもある。しかも土曜日。初日開場前から長蛇の列に並ぶのを覚悟の上、向かった。

 ところが実際には予想していたほどでもなかった。開場10分前にして当日券売場には誰も並んでおらず、周囲には前売券で入場待ちが十数人。

 時間になり、先頭切って当日券を購入。会場にはすでに関係者が入っているので、開場直後でも満員状態。それも1時間も経つと収束に向かい、11時頃には入口は閑散とさえしていた。初日の混雑を回避しようと市民一様に考えてのことだろうか。

 同館の2階は前庭に面している。隣の知事公館の庭も合わせ、緑があふれて気持ちよい。ここで今日は立礼のお茶席が設けられていた。同館開館30周年記念のお茶席とのこと。一服ちょうだいした。花入れが微妙に歪み、斬新な形に見える。もしやダリ展に合わせてシュールレアリスム?とご亭主に尋ねると言下に「違います」。

ダリパフェ(撮影:矢橋 潤一郎) 帰りは、同館の正面に位置するカエルヤ珈琲店でさらに一服。同店ではダリ展に便乗して「ダリパフェ」を今日から出している。従来のパフェをダリ風にしたらしいが、こちらはシュールレアリスム感が無い。店主の説明によれば、乗っかっているクッキーがダリの「陰惨な遊戯」の横顔をモチーフに焼かれたもの、らしい。

 昨晩は札幌市内で「カルチャーナイト」があちこちの施設・企業で開催された。夜の入場を延長したり、普段は入れない施設を開放したりと、札幌の短い夏の夜を市内各所で楽しめるよう工夫されている。

 近代美術館でも、先日、札幌交響楽団の演奏が行われた。今夜は同館前庭にビアガーデンが設えられる。同館では初めての試み。朝からビアサーバーの置かれたテントの設営が行われていた。今夜ここでビールを呑めば、朝から晩まで美術館。ワンストップで楽しめる美術館も、新たな戦略といえる。

 
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by top_of_kaisya | 2007-07-23 18:05 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(0)
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