それでも生きる子供たちへ
スパイク・リーとエミール・クストリッツァ、カティア・ルンドの最新作観たさで行きました。ほかの4人の監督は、失礼ながらさておき。
スパイク・リーは、芸風からいえばこんな感じという作品。下町とはいえ少々突飛な印象もありますが。
カティア・ルンドは「シティ・オブ・ゴッド」のような残酷さが無い分、兄妹の朗らかさがテンポ良く表されていて、クストリッツァも相変わらずのジプシー音楽で充分楽しめます。
そのほかの4人ですが、期待以上に面白く。
スコット父娘による森の映像は素敵。
極めつけは最後のジョン・ウー監督「桑桑と小猫」。中国版「王子と乞食」に膨らますもよし。子猫役の子が、もう痛々しいほど愛らしい。
…などと油断せるのがユニセフの手口!
にしても、子猫のような子(こうして書くと妖しい表現ですが、「子猫」という名前なので)だったら、登場する老人でなくても拾ってきてしまいたくなりますゎ。奥さんはいらんから子どもが欲しい。
■ シアターキノにて
by top_of_kaisya
| 2007-07-08 21:16
| 読/見/観