月曜日の動静

30代最後の1年の最初の飲み会に、行けませんでした(泣)
昨日、大阪を経つ頃から体調を崩し、自宅へ戻る頃には絶不調。まともに立ってもいられず、早々に欠席の詫び電を入れ、横になります。深夜には具合の悪さもピークに達し、嘔吐。
早朝 道庁直行。
ほんとは昨日来の体調不良とは別に、通院中の病院で薬をもらいたいのだけど、所用立て込んでいて、断念。
午前 帰社。
午後 来客。銀行。帰社。会長来室。
オーマイニュース
今朝5時掲載。「札幌市の公共事業諮問委員会を傍聴」。
先週水曜日の傍聴です。事前に編集部から、内容についての問合せメールが届いていました。が何分、大阪に出張っているあいだに届いていたもので(汗)返信する前に掲載。旬のネタだけに、1週間は間を置かないようにとの配慮があったそうです。




札幌市の公共事業諮問委員会を傍聴
 予定通り進まない事業 ── 続ける?止める?

 最近、裁判の傍聴が流行っていると聞く。

 裁判員制度導入を睨んでの法務省の情報操作かと思いきや、「裁判官の爆笑お言葉集」(長嶺超輝著、幻冬舎新書)をはじめ、裁判傍聴関連本が話題になっている。傍聴は今後、ひとつのマーケットを形成する可能性をはらんでいる。

 そんな流行に乗り遅れないように、というわけではないが、6月6日午前10時、私は市役所内の会議室で開催される「札幌市公共事業評価検討委員会」の傍聴席に座った。

 公共事業を受注する建設コンサルタント会社を経営する私にとって、何かしら得るものがあるのでは、と漠然とした期待があったからだ。

公共事業の進み具合をチェック

 札幌市は、数多くの事業を扱っている。

 事業計画にゴーサインが出されていながら、なかなか着手されない事業。着手したものの、一定期間を超えても出来上がらない事業などもある。それらの事業性を評価するのが、この委員会である。

 1998年(平成10年)以来、今日で11回目になる。過去10回の委員会で、42の事業が審議された。事業担当幹部が、学識経験者で構成される委員会に説明。委員会は、質問や意見交換の後、その事業を継続させるか否かをその場で決議し、市長に答申する。

 現在、同委員会は、6名で構成されている。この日の出席は4名。今回の「再評価対象事業」は、街路事業がひとつと、河川事業がふたつ。資料を配布し、さらに説明ではパワーポイントを用いる。

 まず街路事業。札幌駅北口を中心として、東西に走る北8条通の430メートル部分。道路を拡幅し、渋滞緩和や雪の堆積スペース確保を目論んでいる。用地取得に手間取り、工事着手から10年目に入るので対象事業となった。しかし、進捗状況は良好で、2009年(平成21年)には完了が見込まれる。委員会は「継続」の決議を取った。

 続いて、河川事業。ひとつ目は西野川。市の西側に位置し、下流部は近年、地下鉄開通によりマンションや商業施設が立ち並ぶようになった。上流部は、1戸建てが中心の住宅地である。26年前、豪雨により氾濫被害を受けたことがあり、河川改修が必要とされる。街路事業と同じく用地取得が遅れ、15年目になるため再評価が必要となった。

 市の説明では、上流部は住民とのワークショップを基本に展開しており、地域住民の協力体制が整っているため今後はスムーズに整備が進むと予想される、とのこと。この「地域住民参加型」が委員たちから高く評価され、これも「継続」になる。

 もうひとつの河川、伏籠川(ふしこがわ)は流域貯留浸透事業。隣接する石狩市と流域を分け合う地理的条件が、これまでの2件とは異なる。流域内に降る雨水を、82の学校グラウンドと34の公園で溜め込み、川の氾濫を防ぐ。

 この事業、1993年度(平成5年度)に採択され、2014年度(平成26年度)の完成を予定しているが、進捗状況が芳しくない。委員からは「のんびりし過ぎだ」「民間ならとっくに倒産している」などと厳しい意見も出た。しかし、結論は「継続」。

1本の報告書より、90分のライブ

傍聴席からの眺め これらの結果を踏まえ、市の事務局が議事録をその場で作成する。出席した各委員がサインして終了する。90分かかったということは、1事業あたり30分かけたことになる。

 委員長である短大学長が、審議中に述べた発言が印象的だった。

 「公共事業は、すべてが悪というイメージを持たれている。洪水経験が無い住民には、治水事業の必要性がわかりづらい。洪水が頻繁に起こるわけではないが、起こったときのための危機意識は喚起してもよいのではないか」

 河川改修のワークショップでは、市から、

 「自分たちが遊んでいたころのように、子どもたちにも川遊びを教えたい、という年配住民の声がある。この声を政策に反映させたい」

との発言もあった。

 審議結果は、ホームページや広報誌で公表される。だが、スピードアップを求める委員の熱意、公共事業の必要性、地域住民とのワークショップで築かれた市との協調性などなどは、簡略化され、冷たい文字媒体で残るだけ。

 裁判の傍聴にハマる人々の気持ちが少しわかった気がする。1冊の報告書は、90分のライブの傍聴にかなわない。
 
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by top_of_kaisya | 2007-06-11 17:59 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(0)
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