オーマイニュースの言論統制

今、函館へ来ているため、編集部から届いたメールは札幌へ帰ってから紹介します。
まずは編集部に逆らったら不採用となった以下の出稿文から掲載します。
驚くべきは、報復措置として「編集中」原稿をのきなみ「不採用」に落とした編集部の姑息さ。
正々堂々と反論できない「何か」があると勘ぐられても仕方ないのでは。
先週札幌で開催された「OhmyCafe」については、私を含め3名から4本の記事が掲載されている。毒舌ぞろいの道内記者だが、毒が致死量に達していないのは、編集部の懐柔策が功を奏したと思われる。
あとは残りの4名と、「市民記者予備軍」に期待しよう。

さてその「市民記者予備軍」という軍団。編集部発の「北海道の市民記者らと編集部、総勢30人超が交流会」で、そういう呼び名があることを初めて知った。さらに「予備軍」が公募されていないことも、オーマイニュースファンから寄せられた情報で発覚した。

私の記事で既に紹介しているが、編集部からの案内メールには「今回は『オーマイニュース』に関心を寄せ、市民記者に登録することを考えていらっしゃる一般の方もご参加いただくことになりました」とある。私はてっきり「札幌でカフェを開くので、関心のある未登録者はこれを機会に話を聴いて市民記者に登録しませんか?」といった告知をサイト上で行ったものとばかり思っていた。リニューアル後のサイトは見づらい。私の見落としか、と。

知人らの言。告知では「ご応募はオーマイニュース市民記者の方に限らせていただきます」とあった。それでは参加できないと諦めていた。ところが「予備軍」と称する市民記者ではない人々が大勢参加していたことを、記事を読んで知り、驚いた。これは不公平ではないか。「予備軍」とはどういう資格者なのか。オーマイニュースはコネが無ければ「予備軍」にさえなれないのか。

毒舌ついでに、懇親会の居酒屋に中学生を連れてきていたが、これもいかがなものか。当世、居酒屋で晩御飯を食べる家族が増えたと聞く。しかし言論の場としてのオーマイニュースが、オフの場とはいえ中学生の居酒屋への出入りを容認したというのは、甚だ残念である。

市民記者は草の根の話を拾うことに意義がある、と私は存在意義を見出している。草の根のさらに根っこのこの話題を、市民記者として紹介しないわけにはいかない。
この内容から。さほど過激なことを書いているわけではないことはおわかりいただけよう。せいぜい中学生への配慮不足か。要は告知と違うことをしたのだから、申し開きをしたらどうですか?という程度。

慇懃無礼なメール内容は以下の通り。



編集部の要請もあり、このご連絡をさせていただきます。
から始まるメールは、まず「市民記者予備軍」についての説明から始まる。

北海道および札幌の地理に明るくないオーマイニュース編集部を、NPO法人がバックアップしてくれたこと。その方が北海道地域においてオーマイニュースのことを多くの方々に知らせ、市民記者として活動していただくためのお手伝いをしてくれていること。と続いて最後は
「口コミ」で一般の方にご参加いただけることになったのです。
結局口コミなら、そのように発表すればいい。隠すほどのものか。
それよりも問題なのは、そのNPO法人がOMNのために北海道でがんばっているように書かれていること。私は北海道で割といろんなところに出張っているが、この方の名前を聞いたことはないし、ましてやOMNのために何かをしていたとは知らなかった。
編集部が掲載した記事の中では、「市民記者予備軍」という表現がありましたが、これは何ら公式的な表現ではなく
とはいっても編集部による記事がそう書いているのだから、少なくとも編集部用語であると読者は認めてしまいますな。

中学生が居酒屋で飲食した件。
その中学生が上記のバックアップした方の息子さんだということを改めて強調。
保護者同伴ということにもなりますし、この件については私はあまり問題視しておりませんでした。
ただし、ご指摘は大切なご意見として承ります。
最後に
今後は、記事としてこのようなご意見を頂戴するよりは、編集部にメールをいただいて、サイト運営に活かしていきたいと考えております。
オーマイニュースを初めて見る読者が、魅力あるサイトとして認知していただけるよう、編集部はもちろん努力してまいりますが、記者の皆さんにもご指導・ご協力いただけることを願っております。
これが恫喝まがいと解釈します。つまり「いいたいことがあれば編集部に直接メールでよこせ、記事にするな」と。丁寧な表現のなかに恐ろしい言論統制の意思が込められています。
もちろんなんでも記事化しているわけではありません。バグや不具合などいちいち記事にしていてはキリがない。その都度みつけたら、編集部へ連絡していますし、その都度対処してくれています。
今回記事として公にしたかったのは、編集部が「告知」したことに反した「報告」を自ら記事にしてしまった事情説明をしてはいかがか、という問題提起。これまで左翼まがいの記事はどんどん載せて、反論記事もわずかながら採用していたOMNがなぜ、この件についてだけ過敏になるのか、よけいに怪しまれます。
 
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by top_of_kaisya | 2007-04-24 21:58 | 私的所感 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 一部のインターネットメデ.. at 2007-04-25 00:05
タイトル : オーマイニュースが露骨な言論統制をしている
オーマイカフェ@サッポロに参加した矢橋記者が 「市民記者予備軍」の存在について苦言を呈した記事を投稿したところ この記事は不採用となり、しかも他の「編集中」の記事も軒並み不採用とされ、 恫喝まがいのメールも届いたとのことです。 矢橋記者のブログ 「市民記者予備軍」がオーマイカフェ@サッポロに突如現れたのは、 参加資格を「市民記者」に限定していたはずなのですから、疑問に感じるのは当然でしょう。 それを指摘した記事を投稿したところ    「今後このような内容は直接編集部へメールでお知らせください」 と...... more
Commented by みつ at 2007-04-25 06:50 x
オーマイニュースに関しては
設立時のドタバタ劇や、人事をめぐっていろいろ報道されておりました。

今回の話を読んで、
あぁ。やっぱり。
と落胆の気持ちが強いです。

Commented by top_of_kaisya at 2007-04-25 18:52
先輩記者たちからも「あそこはそういうものだ」と。
みなさん割り切って書いていたのだなぁ、と初めて知りました。
まぁ左翼だの親韓だのは議論すりゃいいけど、告知に反したことは
訂正文なり申し開きなりすりゃいいのに、と思うのよね。
その程度ができない上に「よけいなこと書きやがって」みたいなメールよこされるとよけいに腹立たしい。