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茶茶くらぶ 無料お抹茶体験レッスン

茶茶くらぶが昨夏、札幌大通教室を開設して以来、気にはなっていました。
社中ではなく、カルチャーセンターでもない、新しい茶道教室の形態。しかも全国各地の教室は、一等地(東京なら銀座、表参道、札幌のここもホテルオークラ隣の眺めのよい上層階)。さらに内装が斬新。

機会があれば覗いてみたいと思っていたところ、たまたま一昨日もらったNeoneo+FAMIEEに無料体験レッスンの広告が。しかも土曜。早速電話予約。15時の回が空いていました。

当然、茶道歴約30年の専任講師、などとは言えません。あくまでも大学茶道部で少しかじった程度、それも表千家、入部目的は女子部員がたくさんいるから、ということに(実際に大学茶道部には入っていましたが、裏の点前と混同するので稽古はつけてもらわず、専ら水屋仕事の勉強をしたものです)。

札幌の教室はできてからまだ1年経っていないのに、できたてのような美しさ。ロビー(待合)には、ガラスの腰掛。スタッフの女性はみなさん袴姿で凛々しく、なにより動作がてきぱき、応対は丁寧。
私についてくれたスタッフ嬢が、かわいくて、若い。なんだか見透かされているような。
茶室で教室の仕組みを一通り説明してもらったら、講師の登場。これまたきれい。なんだか見透かされているような。

先生の話は初心者気分で聞くと興味深く。京都で講師をしていたとき、「ロータリークラブに呼ばれて教えたことがあって」。奇遇過ぎてますます怖い。

点てたことはありません、飲み方だけ少し習った程度で、あとは女子部員目的で、とあくまでも下世話な話に持って行き、初心者をアピール。
初心者のフリをしても、お菓子のいただき方で「あら」。慣れた手つきですね、と。

次いで先生がお茶とお湯を茶碗に入れ、あとは茶筅で点てるだけ、という状態で持ってきてくださいます。初心者にはこのように教えるものなのか。
しゃかしゃか。「あら」。男性の初心者はたいてい、肩で動かすそうで。きれいな動きですね、と。
上手ではないにしてもヘタに振る舞うのも意外に難しいもので。

一通りのお点前が終了。先生と入れ代わりに再びスタッフ嬢登場。多くの英会話教室のような勧誘がまかり通る昨今、まるめこまれないように身構えましたが、あっさり終わりました。まさに体験。名残惜しい。逆に入りたくなる…あ、これが作戦か!
 
by top_of_kaisya | 2007-04-07 15:53 | 私的所感