木曜日の動静/総会×2
午前 道庁。(社)札幌ゴルフ倶楽部会員通常総会(グランドホテル)。
札幌農業土木コンサルタント協会総会(京王プラザホテル)。
総会に先立つ意見交換会には、常務に出席してもらってます。
役員改選など一通りの案件を「異議無し」の拍手でこなし、終了。
午前中のとはえらい違い。
夜分 帰社。
今回で第50期の総会。道内屈指の名門クラブ、だそうです。午後 帰社。社内打合せ。
私はゴルフをしたことがないので、この団体の良さも、ゴルフの楽しさ自体も、わかりません。
したことがない、というと語弊があります。高校の向かい側に打ちっ放しの練習場がありまして、週1回、半年間、課外授業で打たせてもらったことはあります。したがって回ったことがない(プレイしたことがない)というのが正しい表現。
オトナになると、ゴルフは必然的にするものだと思ってました。
会員権を知人から譲ってもらったのも将来のため、と。
輪厚の会員というと、ゴルフをされるオトナたちからは一目置かれます。
まさか行ったこともないとは言えませんが。
オトナになると同様に、結婚は自然にするものだと思ってました。
マンションを早めに買ったのもローンを組む優遇税制タイミングがよかったし、将来のため、と。
まさか40代を目前にそんな気配さえないとは。
話がそれました。まったく関りがないとはいえ、会員なので毎年律儀に総会案内が届きます。委任状を出すのを忘れることもしばしば。でも叱られることはありません。そんなお互いに忘れているような関係ですが、会員権の行使は何もプレイだけではない、社団法人の経営報告の勉強にも役立つのではと、今回初めて出席してみました。
老舗のホテルで名門ゴルフクラブの総会。いや~な取り合わせです(笑)
場違いな若造がひとり、というのは予想していたこと。それはロータリーでも協会でも爺さんだらけのなかで過ごしている日常なので慣れてます。
雛壇の役員はそうそうたる顔ぶれ。お忙しい財界人たちが、ゴルフは仕事の一環とばかりに並びます。当然プレス席は、財界誌の記者たちが陣取ります。理事長は某銀行相談役、常務理事に同行頭取。あら、銀行は経費削減でロータリー活動を自粛しているのに、それより金のかかるゴルフにはこうして時間を割いてらっしゃったのね。
1号議案・2号議案、淡々と事務局からの退屈な読み上げ。どこの総会も同じ、シャンシャン、か。
と思いきや。
質疑受付でひとりの紳士が立ち上がり「お尋ねしたいことが10点ほどございます」。
物品購入や工事での支出について「役員間で受発注していると聞いた。自分が独自に業者に聞いたところその程度の規模でそれほどの費用はかからないという。本当に相見積もりなどを実施しているのか」。「こうした慣習はいつから行われているのか。調査委員会を設置するつもりはないのか」。
事務局が答弁しようとすると制止して「理事長にお答えいただきたい」。
理事長も頭取経験者。老練の物腰でおさめようとします。それでも突っ込まれると今度は常務理事が回答。こちらも現職の頭取。落ち着いた、相手を刺激しないよう、でも言質を取られまいという言葉遣い。さすが。
興味深いやりとりでしたが、10コの質疑応答を聞くには時間がかかり過ぎます。申し訳ないけど、途中退室。職員の方もそっと出してくれました。
札幌農業土木コンサルタント協会総会(京王プラザホテル)。
総会に先立つ意見交換会には、常務に出席してもらってます。
役員改選など一通りの案件を「異議無し」の拍手でこなし、終了。
午前中のとはえらい違い。
夜分 帰社。
by top_of_kaisya
| 2007-02-22 20:18
| 社長の孤独な仕事