火曜日の動静

公共工事の赤字受注業者を公表
 国交省、「質」維持狙う

 公共工事の入札で極端な低価格による落札が相次ぎ、工事の質低下が懸念されるとして、国土交通省は、赤字が明らかな安値で受注した業者名をホームページで公表する。会計法では安値を理由とした契約拒否はできないが、採算度外視の受注だと公にすることで、株主や取引銀行による監視を促し、行き過ぎた価格競争に歯止めをかけるのが狙い。各地方整備局で今月から実施する。

 公表するのは、予定価格2億円以上の工事の入札で、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が67~85%を下回り「低入札価格調査」の対象となった業者のうち、人件費や資材費など価格の内訳を調べて赤字受注が明確になった業者。赤字を下請け業者にしわ寄せしないよう誓約書を提出させた上で、その事実を各地方整備局のホームページに掲載する。
 会計法では、最も安い価格で入札した者と契約することが原則で、契約通りに工事ができない恐れがある場合以外、国側は契約を拒否できない。このため中には、施工実績の確保や自社開発の新技術の普及のために赤字覚悟で安値受注する企業もあるという。
 公共工事の安値受注は、05年末に大手ゼネコンが「談合決別」を申し合わせたころから急増。国交省発注工事での低入札価格調査の件数は、04年度に492件だったのが、06年度は上半期だけで429件。落札率52%の工事もあった。
 国交省の調査では落札率の低い工事は質も劣る傾向にある。今年度に関東地方整備局発注の工事で発生した死亡事故3件のうち2件も、低入札価格調査の対象だった。
 同省は「手抜き工事や労災事故につながりかねない」として実名公表というペナルティー的措置をとることにした。
 赤字受注が明らかになった業者は、株主代表訴訟を起こされたり、借入先の金融機関から貸しはがしにあったりする可能性がある。国交省は「外の目を意識すれば、極端な安値は減る」と期待している。


【13日付 asahi.com
低価格調査の対象が、2億以上の物件。せいぜい設計金額が1000万もあったらすっげぇ!と言ってるような委託業界とは無縁。結局は大手ゼネコンの話です。
一方で、指名競争入札を一般競争に付け替える対象物件は、100万まで下げるだのと取り沙汰されています。億の仕事は指名に入れてもらえず、百万の仕事でも大手は参加可能。
結局は大手救済策。地場中小に恩恵が届くのはまだまだ先の話。いやさ恩恵自体があるのかも危うい。
先般、当社は指名から外れてしまったため傍観していたある物件では、大手が30%台で応札。早速調査が入り、落札者保留の掲示が発注者サイトにアップされています。80%でなんとか利益を出せるかなぁ、というラインだとして、30%とは。古きよき時代の1円落札じゃあるまいし。
安かろう悪かろう、にそろそろマスコミもオンブズマンも気付いてほしいものです。
午前 営業部長。設計部長。決算打合せで会計事務所担当者。
    国際森林計測航空レーザー学会2006協賛について愛媛大学末田先生から礼状。
    業務推進部長ほか社内業務打合せ。
午後 札幌市測友会事務局。
    札幌市環境保全協議会 全体会議 #4(市役所)。
部会長としての取りまとめが難航しており、とりあえず部会名だけでも決めましょう、ということで決定したのが「生活部会」。ほかの2つが「環境教育部会」「ごみ問題部会」なのに比べると、結構前衛的なネーミングかも。緑・交通・エネルギー・建築など、ほかの分野から離れたテーマの寄り合い部会なので、第5次では「都市温暖化防止部会」と名付けられましたが、今次の当部会は初めから「生活者の目線」が切口。小グループ分けでも「暮らしの~」グループで3分しました。
夕方 新千歳空港へ女性に会いに。
 
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by top_of_kaisya | 2007-01-16 21:55 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ちくぜん37期 at 2007-01-16 18:14 x
30%とは・・。
建設では考えられないことですね。

当社も今期は赤字現場も幾つか発生し、今後は受注前の工事予算の精査を強化していこうと決めたところです。
Commented by top_of_kaisya at 2007-01-16 21:44
セチガライ世の中になってきましたよね…