木曜日の動静

先週、「創」編集長のコラムについて一言述べましたが、昨日の夕刊でも編集長は相変わらずこの件を引きずっているようです。劇団の公演中止について嘆き、劇団謝罪文で「皇室を扱うこと自体を封印してしまった」ことを嘆き、「かつて天皇にかかわる記事で右翼の攻撃を受けた経験があるが、(中略)ペンは剣よりも強いなんてことは全くない」と言い切り、「言論・表現の自由が狭められていく今の日本を象徴するような事件」と総括。
なんと論点のはずれた方でしょう。先述のとおり問題なのは、赤ちゃん(の役柄の人形)を投げ捨てたことに客がひいた点。そこにまったく触れず、ただただ皇室問題を取り上げたことによって言論・表現の場が抹殺されたような被害者面を維持されるようで。

そんな折、本日付の産経新聞は以下の記事を掲載。
集会で皇室中傷 主催の週刊金曜日が謝罪文掲載
 「週刊金曜日」(佐高信社長)が主催する集会で皇室を中傷するパフォーマンスがあり、同誌が「人権侵害だった」として22日発売号でおわびを掲載することが20日、分かった。
 週刊金曜日によると、問題とされたのは「教育基本法改悪、共謀罪、改憲」をテーマに11月19日に東京・日比谷公会堂で開かれた集会の中でのパフォーマンス。
 皇后さまにふんしたコメディアンが猿のぬいぐるみを悠仁さまに見立ててぞんざいに扱ったほか、ジャーナリストの矢崎泰久氏や作家の中山千夏さんとのやりとりで天皇陛下のご病気を揶揄した。
 おわびは「人権およびプライバシー上、一部の表現に行き過ぎや不適切な言動があったことで、誤解や不快の念を生じさせてしまいました」などとしている。


 週刊金曜日の北村肇編集長の話 「パフォーマンスの内容は事前に把握していなかった。猿のぬいぐるみを赤ちゃんに見立てたり、病気を揶揄することはやってはならないことで、ましてや反論権のない皇族の方々を対象にすることは不適切だった」
ここでも児童虐待についての詫びが強調されておらず、あくまでも論点は皇室中傷。認めてしまったからには右翼は攻撃の手を緩めることができず、受け手は言論の自由で応戦という泥沼状態に進んでいくことでしょう。
ただ、金曜日側が下線部「反論権のない皇族」をも認めたところにコメントの意義が見出せます。出版に携わる方々は、発行誌で意見できます。メスメディア全般としては放送でも新聞でも。「創」という雑誌を発行している方が新聞で意見を述べることもできるわけです。これまで論議は、そうした媒体に意見を載せられる限られた人々の狭い世界でした。が、ネットの普及によって私のような素人もこうして思ったことを不特定多数の人々に発信できる環境が整いました。
しかし皇室は、それでも発言の機会を制限されています。孫を猿の人形にされて、それを「い~らない!」とポイ捨てされる風刺劇の話を聞いて不愉快に感じても、ただ黙ったまま。「ペンは剣より…」なんて言えるのは、ペンを持てる恵まれたひとの戯言です。

午前 午後の準備。
お昼 サッポロ珈琲館北円山店にて、一服。
     店内でJ:COMが「Beauty Wave」の収録中。
    まりこさんはテレビで見るより丸顔ではなかった。
    帰りにちょっとだけお話させていただく。
午後 執行役員会。次年度に向けての熱い協議。
夕方 札幌建築デザイン専門学校から企業見学に来社。
夜分 ロータリークラブの年末家族会。余興 → 詳しくはこちら
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by top_of_kaisya | 2006-12-21 22:07 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(0)
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