月曜日の動静

指名入札廃止、天下り自粛 知事会が談合防止へ指針

 福島、和歌山、宮崎の各県で知事らが関与した官製談合事件が相次いだのを受け、全国知事会が設置した談合防止のプロジェクトチーム(座長=上田清司・埼玉県知事)は15日、談合防止の指針案をまとめた。指名競争入札の原則廃止や地方公務員の「天下り」自粛などが盛り込まれている。18日の総会で示した上、各県に「改善にむけた計画表」の提示も求め、実効性を高めたい考え。

 指針案は、談合を「事実上税金の詐取」と位置づけ、談合を生みにくい組織や入札制度の具体策に重点を置いている。
 都道府県でばらつきがあった一般競争入札の適用範囲は原則1000万円以上まで拡大、「談合の温床」とされている指名競争入札は原則廃止を求めている。また、入札参加者を事前に把握しにくくする電子入札は、3年以内の全面導入を示した。
 指針自体に拘束力はなく、実際の改革は各都道府県に委ねられる。上田知事は会議終了後、各都道府県には改革の目標値を示したスケジュールを出してもらい、毎年達成度を公表するよう求めると説明。ある程度の実効性は「担保されるのではないか」と話した。

【16日付朝日新聞
官公庁OBが民間企業に入ることすべてを否定しません。お題目になっている「役所時代に培った経験を民間企業で活かす」という方もなかには本当にいます。憲法を持ち出して職業選択の自由云々などと言うから胡散臭くなるだけ。正直に「出身官庁とのパイプを築きたい」との理由で何が悪いのか。当地の知事は、旧通産省出身。中央官庁・政界とのパイプを前面に出して当選されました。昨日の和歌山知事選も「経済産業省OB」と略歴にはっきり書かれています。本気でパイプの必要性を否定するなら、宮崎県知事選にそのまんま東氏が出馬しようという姿勢を声高に評価すべき。

この記事には、それよりも重要なことがさりげなく書かれています。下線部の「事実上税金の詐取」。談合はなるほどそういう位置付けになりますな。確かに談合は悪い。だから課徴金として搾取した分を返せ、と。
では入札後、設計変更が生じ、落札価格よりも経費がかかったにも関らず、サービスの名のもと、業者を泣かせるのは「事実上税金の過払い」?確定申告したら戻してくれる?

安易な指名競争入札原則廃止も、性質の悪い新規参入業者にかき回されて、現場の担当官は仕事にならなくなるのが目に見えています。
問題の発端は、業者が自発的に行った「談合」ではなく、一部の知事と特定の業者が癒着した「贈収賄」。3人の知事のために44都道府県も変わらねばならないというのも理解できません。

ところでこの記事を掲載している朝日新聞社からは、全国のテレ朝系列局に役員を「天下り」させています。当地HTBの社長も。臆面もなくこんな記事書けるのが新聞のエライところ。
c0032392_12492694.jpg午前 社内打合せ。
午後 外出。帰社。来客。
夕方 カンパニー北海道 年末ビジネス交流会(後楽園ホテル)。
講師に北海道経済連合会から南山英雄会長をお迎えし、「北海道経済の動向と将来展望」と題した講演を拝聴。
各種団体から約160名の出席。しかも着席ですから、名刺交換も同じテーブルで時間切れ。今日来社してくださった方と再び会ったり、知人の奥さんがいたり、c0032392_12481143.jpgかつてロータリーで同僚だった方もいたり(写真左)。私は若力会副会長としての参加でした。そうした数々の団体を集結させたのが、先日お世話になったキーマンネットワーク。異業種交流会というよりは大忘年会の趣。国内唯一のからくりパイプオルガン製作者の谷目基氏を函館から呼んで演奏していただくなど趣向を凝らしていました。

[PR]
by top_of_kaisya | 2006-12-18 22:26 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(1)
トラックバックURL : http://syachou.exblog.jp/tb/5159522
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by sono at 2006-12-18 22:58 x
高級官僚=天下りが当然とされていた世の中がどれだけ変わるか見ものですネエ。