木曜日の動静

医療機器納入で談合か ムトウや竹山など道内十数社検査 公取委

 道内の国公立病院や大学付属病院などが発注した医療機器の納入をめぐり、談合を繰り返した疑いが強まったとして、公正取引委員会は十二日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、医療機器卸全国最大手のムトウ(札幌市)、道内大手の竹山(同)など十数社を立ち入り検査した。

 立ち入り検査を受けたのは両社のほか、フィリップスエレクトロニクスジャパン(東京)、常光(同)、シーメンス旭メディテック(同)の札幌市内の支店や営業所と函館のプラステンメディカルなど。
 関係者によると、各社は道内の国立病院機構の病院や道立病院、北大病院、札幌医大病院などが過去数年間に発注した医療機器納入の競争入札で、事前に落札価格や業者を取り決めるなど談合を繰り返していた疑いが持たれている。
 これらの病院が発注した医療機器は、立ち入り検査を受けた十数社が中心となって受注。機器は注射器やエックス線フィルムなど単価が比較的安価なものから、一台数億円に上るコンピューター断層撮影装置(CT)などの機器も含まれるという。医療機器の販売をめぐっては、国の医療費抑制策を背景に医療機関側が一斉に納入業者に価格引き下げを求めていることなどから、売り上げが減少傾向にあるという。
 公取委は立ち入り検査と併せて各社の担当者などから事情を聴き、談合を繰り返した背景や詳しい手口などの解明などを進める。
 竹山の総務人事部は「立ち入り検査は事実だが、詳細は分からない」と話し、ムトウ総務部は「談合の事実はないと認識しているが、検査には協力しており、結果を待ちたい」。プラステンメディカルも「検査には協力している。談合はしていない」と話し、フィリップスエレクトロニクスジャパン、常光、シーメンス旭メディテック各社は「詳細が分からずコメントできない」としている。

【13日付北海道新聞
第一報が12日の夕刊に掲載、13日朝刊では同業界の現状について詳しく報じられていました。
語弊があるかもしれませんが、公取の出張る「談合」は久々な印象。最近の談合は「天の声」による「官製談合」との報じられ方が定着してしまいましたが、すべて贈収賄絡み。だからこそ公取ではなく警察が、入札妨害の容疑で逮捕しています。
我が業界は、市役所のくじ引き入札などの問題から、適正価格についての議論がようやく喚起されてきたところでした。収賄と談合を一絡げにするような報道の横行で、入札改善(改革ではない)の気運が停滞しないか心配です。そこにまったく他業界の談合。
医療業界については素人ですので、迂闊な批判は控えます。しかし新聞報道からは、相当あくどいことをやってきたのだなぁ、とのイメージが刷り込まれます。建設業界よりも身近な医療業界。道路設計の談合といっても「道路って設計するの?」という市民が多数を占めるでしょうが、CTスキャンといえば御老人でも御馴染み。「あの機械は高そうだよね」くらいのことは言えます。
多分、各社とも言い分はあるでしょうが、市民には伝わらないことでしょう。代弁してくれる媒体は、せいぜい医療業界紙。しばらくは「あの会社は悪い会社だ」との謗りは維持されます。一般紙報道の恐ろしさです。
午前 社内打合せ。
お昼 ロータリークラブ例会。
午後 帰社。社内打合せ。
夕方 通夜(白石記念斎場)。
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by top_of_kaisya | 2006-12-14 20:33 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(3)
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Commented by sono at 2006-12-17 15:30 x
遅ればせながらですが。。。。。この業界にも、ついにメスが入りましたね。
定価があってないような世界ですので。。。。。

何処の世界でも、一緒ですね。
Commented by top_of_kaisya at 2006-12-19 11:06
その辺、お詳しそうですよね。知らない者にとっては意外なところですが。
Commented by sono at 2006-12-19 15:01 x
流石に生まれた時から、開業医の子女ですのでそのようなことは見聞きしておりました。
また、大学に在籍時代もよく目の当たりにしておりましたので。。。。( ´艸`)