単騎、千里を走る。



張芸謀監督が、健さんと仕事をしたい一心で撮った作品、という印象です。突っ込みどころは
満載です。日本人出演者が皆、説明文的な日本語で、棒読みなのが気になります。健さんを
そのように仕立て上げたい張監督の演出なのかもしれません。寺島しのぶの嫁ぶりもどうした
ものか。

張監督にはこれまで、泣かされてきました。
「あの子を探して」
「初恋のきた道」
これらは思い出しただけでも涙できます。
その点、
「至福のとき」
は、秀作ですが泣けるまでは至らず。
本作品もそんな感じ。泣かせたいなら
泣かせてくれよ、という寸止めは
後味よろしくないです。

一方で張監督は、笑かせます。
「キープ・クール」
の「北京生まれの北京育ち…」という前口上だけで、笑いが誘発されます。


メンズデイ + 健さん映画 = スーツ姿の年配おっさんだらけ
そんなおっさんだらけの鑑賞は、ピンク映画を除けば「花と蛇」
以来です。
客層としては「網走番外地」に重なること
でしょう。あの健さんを期待して観ると
大変なことになります。
今作は、そんな作品です。


看守の陳警官は、いいひとでした。通訳のショウさんはかわいい。以上。

■ 公式サイトはこちら
札幌シネマフロンティアにて(メンズデイ)
 
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by top_of_kaisya | 2006-02-15 23:10 | 読/見/観 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from soramove at 2006-02-28 07:46
タイトル : 「単騎、千里を走る」荒野の夜空に響く笛の音を聞け
「単騎、千里を走る。」★★★☆ 高倉健主演、チャン・イーモウ監督作品 ★昨年10月に東京国際映画祭に主演の高倉健さんを 迎えての上映で見てから、3ヶ月ぶりに再度見ました。 感想はほぼ同様なので、再掲載します。 年齢層が高い客層ですが、健さんの映画だが、 ...... more