【映画】 ボヴァリー夫人とパン屋
監督はアンヌ・フォンテーヌ。
「美しい絵の崩壊」以来ちょうど1年ぶり。
パン屋のファブリス・ルキーニは「危険なプロット」では破綻する高校教師、「屋根裏部屋のマリアたち」ではメイドたちと暮らす経営者、「PARIS」では教え子を好きになる学者、「親密すぎるうちあけ話」では間違われた税理士。
今回はパン屋なのに映画監督のようにつぶやくのが、しぶい。
息子さんは?と尋ねられて「相変わらずバカだ」と答える無表情さが、いい。
その息子がラストに賢くなるのが、またいい。
■ シアターキノにて(札幌上映二日目)
by top_of_kaisya
| 2015-08-16 15:45
| 読/見/観