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【映画】 チキンとプラム


コミカルな動きのアニメーションを取り入れている点で、ちょうど1年前の「サヴァイヴィング ライフ」を思い出します。

死ぬまでの8日間を、自身の幼少期(弟との比較)、修行時代、恋愛・破局。
奥さんとのなれそめは奥さん側からの視点で。
娘の行く末、息子の家庭を通じて米国をからかうなど、うまくはめこみます。
最後は、まさに走馬灯。

主演は「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。「ミュンヘン」にも出てます。
奥さん役のマリア・デ・メディロスは幼い頃、カウフマンの「ヘンリー&ジューン」に出ていたのですって。
結婚できなかったイラーヌ役のゴルシフテ・ファラハニは「彼女が消えた浜辺」で”消える”主人公でした。
こうしてみるとやはりきれい。なのにチョイとしか登場しないのは浜辺と同じで残念。


年末ながら、駆け込みで今年いちばんの作品。
原作は「鶏のプラム煮」。
チキンとプラムは、作品の一部であり全体像をイメージできない。タイトルがもったいない。

シアターキノにて(札幌公開初日初回)

by top_of_kaisya | 2012-12-22 13:06 | 読/見/観