金曜日の動静/札幌・大田姉妹都市提携調印式
札幌を拠点に全国で公演していた「キグレサーカス」が業績の悪化で事業を停止した。従業員は全員解雇されたという。木下大サーカス(岡山市)、ポップサーカス(大阪市)と並び日本三大サーカスの一つに数えられた名門だ。
(中略)
失って初めて、その価値を知ることが往々にしてある。残念でならない。
今日の卓上四季。相変わらずの残念ぶり。
いつもながら、そこまで残念がるなら、残念な結果に陥る前に書け。
道新に限らず、メディアは何かが華々しく始まるときを除いては、終焉を惜しむ場面に行き着くまで記事にしてくれない。
経営が危ういという確かな情報でなくても、サーカスが今や、往時ほど集客力を持たないのはイメージできる。
「残念でならない」と嘆く前に、紙面で応援すれば活路を見出せたかもしれない。
道内あちこちで開催される憲法9条を考える会の告知記事を1週間我慢すれば、サーカス近況紹介記事1本分くらいのスペースは確保できるだろう。
つまりは、言うほど残念がってないのよ。
メディアは偽善者だから、残念がるのが仕事とはいえ。
建設業や金融業、百貨店等での倒産なら「市場からの退場を余儀なくされた」「淘汰が始まった」と書く。
ボロクソに、これでもかと書く。では、サーカスは。
「時代に取り残された」「子供の心をつかむ工夫が足りなかった」とは絶対に書かない。せいぜい遠回しに「娯楽の多様化」。
サーカスを叩くと「優しくない」との印象を与えてしまう。その分、企業イジメに精を出す。
早朝 座禅。
午前 会長。
札幌・大田姉妹都市提携調印式(パークホテル)。
札幌日韓友好親善協会副会長の会長は、引き続き祝賀会へ。
お昼 チャリで帰社途中、とあるカフェへ。
常連らしきおばさん3人が店主のおばさんとテンション高めにおしゃべり。
勢いで黒いスケスケ勝負パンツを店主に贈呈。
そこから下ネタ連発。パンツを広げながら。
話は、生々しい。面白いとか美しいとか楽しいとか、がまったくない。
卑猥な話題で昼間から笑い転げる中年女性たちは、異様。
さながら夜の琴似のスナックで泥酔したおっさんのような。
調子付いたおばさんたちは、見ず知らずの私まで猥談に巻き込もうとする。
昼の中年女どもの下ネタは、ランチが胃から逆流するほどの吐き気をもよおす。
「聞こえてるでしょ~耳がダンボになってるぅ~」。
アホか。
世のオッサンたちは日々、セクハラを繰り広げ、ほんの一部に過ぎないだろうけど摘発され、社会的な居場所を失う。
おばさんどもは、それだけの覚悟があってセクハラしてるとは思えない。
が、その結果どうなるか、いいオトナが知らないはずはない。
きれいな女性でも、昼間っからスケスケパンツでゲハゲハ笑われては幻滅。
ましてや、ブサイクな中年女が3人そろってゲハゲハでは、吐き気と共に殺意をもよおす。
神は赦さずとも、裁判員はきっと許してくれる。
午後 帰社。雑務いっぱい。
by top_of_kaisya
| 2010-10-22 18:44
| 社長の孤独な仕事