水曜日の動静

札幌市 : 8件の測量入札誤積算
 落札可能性38業者失格


 札幌市は11日、測量業務発注の積算システムに誤りがあり、8件の入札の最低制限価格の積算が1万2012~122円誤っていたと発表した。本来落札できた可能性のある38業者が失格になっていたという。すでに契約は実施中または完了していることから、入札のやり直しはできないといい、業界団体を通して謝罪した。

 市工事管理室によると、09年9月に積算システム内の62カ所を修正した際、測量業務の作業項目である土地登記簿調査▽権利者確認調査▽境界点間測量の3カ所について、改定通りの修正が行われていなかった。同月以降に積算した測量業務48件中8件について積算額が平均で0.03%、2750円高く積算された。5月28日に業者から問い合わせがあり、システムの数値に誤りがあることが分かった。

【12日付 毎日新聞】
道新にも当然、同様の記事が掲載されました。えらいベタ記事で。
憲法9条を守るイベントの告知記事よりも小さいほど。同社の価値観が如実に表れたコマ割です。

前段で登場する「業界団体」は、私共測友会を指します。会員企業にはすぐに周知しました。

98社応札、52社くじ引き。勝ち残った1社の落札額は、予定価格の7割。すでに赤字工事。
メディアは、煽り甲斐のある事件にはやたらと過去の不祥事だのエピソードだの識者の意見だのをくっつけます。本件でそういう気遣いは、ありません。

札幌市が今年導入した偽善的な高卒者育成セミナーについて、さすがの道新も懐疑的なコラムを掲載しています。が、結論は「立派な社会人になってほしい」。ふやけた〆め方。
測友会会員100社、1社1名採用すれば、この偽善的セミナー参加者100名は「就活浪人」せずに済む計算。何も偽善セミナーの予算を回せとは言いません。70%ラインの改善で、高卒者は正社員になれます。偽善セミナーのゆるいマナー講座を受けるよりも、実践で鍛えられます。業界内でのステップアップはもちろん、関連業種への展開も望めます。少なくとも偽善セミナーで「君たちには未来がある!」なんて座学を受けるよりも、有意義です。
47NEWSサイトより借用
昨日はマツダの元期間社員が、古巣で無差別殺傷事件を起こしました。
機を見るに敏な道新は、さっそく鎌田彗氏のコメントを掲載。ルポに定評のある同氏の口を介して、殺人事件を格差問題・非正規雇用問題にすり替えようとしています。

日経サイトより借用発想は、ウチの首長と同じ。トルエン問題では涙ながらに児童会館利用者に謝罪した首長。でも今回の積算ミス問題を御存知かどうか、怪しい。
少なくとも「ごめんね」で済む問題ではない。我々が同様のミスをすれば、実質的な参加資格停止などペナルティーは確実に科されます。受注者と発注者の対等関係なんて公正取引委員会が言うほどきれいなものではありません。
受注大幅減で会社をたたむケースは増えています。38社には、そういう企業も含まれます。にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ

午前 業務推進室長。会長たびたび。ISO打合せ。
午後 国土地理院ほか。帰社。経理打合せ。道庁別館。
  会食(福久樓)。
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by top_of_kaisya | 2010-06-23 18:41 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 読者A at 2010-06-25 08:10 x
新聞記事を読んでいないので、よくわかりませんが、こういうニュースのときこそ、入札制度に詳しい大学教授のコメントが欲しいものですね。
Commented by top_of_kaisya at 2010-06-25 10:07
見落としてしまうほどに小さい記事でした。
入札制度に詳しい教授は今頃どうしているのでしょうね…(笑)