【お茶】 5月の月釜
本日も、1席目。
濃茶席の御菓子は、「緑風」。瑞祥庵製。蓬の入った御饅頭です。蓬は食べられない方も少なからずいるそうで、そういう方には蓬抜きのものも用意しているそう。
一般的に薄茶席では、お運びにヨチヨチの幼児が登場したり、凛々しい男性陣を使ったりと、御亭主によっては工夫を凝らしてきます。飛び抜けてキレイなおねぇさんが晴れ着で現れたり。今回もそう。そういう場合、ほかのお運びは、彼女の引き立て役に徹します。そういう意図がなくても、客にはそう見えます。
ところが本席には、「トップスター」のほかに3人の女子高生も出てきました。制服姿で。
靴下が紺のハイソックスなのは、そういう校則だからでしょう。「お茶席には白い靴下で」と原理主義に走るあまり、せっかくの制服のシルエットを台無しにする先生も稀にいらっしゃいます。本席の紺靴下は、制服に非常に合っており、デザイナーのコンセプトが見事に反映されています。ワビサビを追求し過ぎて、「粋」を度外視するは本末転倒。本席の御亭主の大英断。
しずかちゃんお下げが、制服のスタイルをさらに引き立てます。おかげで「トップ」は引き立てられるどころか、かすんでしまいました。
濃茶席の御菓子は、「緑風」。瑞祥庵製。蓬の入った御饅頭です。蓬は食べられない方も少なからずいるそうで、そういう方には蓬抜きのものも用意しているそう。
一般的に薄茶席では、お運びにヨチヨチの幼児が登場したり、凛々しい男性陣を使ったりと、御亭主によっては工夫を凝らしてきます。飛び抜けてキレイなおねぇさんが晴れ着で現れたり。今回もそう。そういう場合、ほかのお運びは、彼女の引き立て役に徹します。そういう意図がなくても、客にはそう見えます。
ところが本席には、「トップスター」のほかに3人の女子高生も出てきました。制服姿で。
靴下が紺のハイソックスなのは、そういう校則だからでしょう。「お茶席には白い靴下で」と原理主義に走るあまり、せっかくの制服のシルエットを台無しにする先生も稀にいらっしゃいます。本席の紺靴下は、制服に非常に合っており、デザイナーのコンセプトが見事に反映されています。ワビサビを追求し過ぎて、「粋」を度外視するは本末転倒。本席の御亭主の大英断。
しずかちゃんお下げが、制服のスタイルをさらに引き立てます。おかげで「トップ」は引き立てられるどころか、かすんでしまいました。
by top_of_kaisya
| 2010-05-09 10:03
| 読/見/観