木曜日の動静

豪、ラクダ6千頭が町を襲撃 干ばつで飲み水求め

 【シドニー共同】干ばつ状態が続くオーストラリア北部特別地域(準州)の奥地の町ドッカーリバーで過去1カ月間にわたり、野生のラクダ約6千頭が飲み水を求め中心部に侵入、水道管や貯水槽を壊したり、空港滑走路に入り込んだりするなど被害が拡大。AAP通信によると、住民はラクダの出没で家を出られない状態が続いており、準州当局は28日までに、ヘリコプターでラクダを町の外に追いやり、射殺する計画を明らかにした。
(11月28日配信)
これを受けた一昨日の卓上四季。
 島国のオーストラリアに、もともとラクダはいなかった。荷物を運ばせるため、19世紀半ばに人間が持ち込んだものだ。自動車が普及して捨てられた。だが持ち前の生命力で生き延びる。今では100万頭、世界一の繁殖地がこの国である。
(中略)
 長く人間を助けたラクダによる「破壊活動」は、人の身勝手さに対する抗議にも見える。反旗を翻している相手は、決してオーストラリアの人ばかりではないのだろう
人類に国境は無く、武器が無くなれば争いも消えると信じ切っている道新ならではの、〆め方。
ラクダはおろか、犬も野に放ち、Dingoとして野生化し、生態系を破壊している彼の国は、国の成り立ちからして異例です。
カンガルーが増えれば、射殺。このたびはラクダ。
豪州留学中、カンガルー肉を食す機会がありました。美味しいというよりは、珍しい。牛肉でも大雑把にBBQだと焼くだけしか技術がない御当地だから、美味しさを求めてはいけません。
そういう国の方々から、クジラはダメだのマグロはダメだの、言われたくないですね。

北大養老孟司先生が昆虫採集批判を受けて「人間が網で虫を追っかけたところで絶滅するわけがない」と返しています。
クジラの脂だけ取って捨てている西洋式捕鯨と異なり、和式は鯨髭の1本まで使いきり、慰霊を欠かしません。

豪州人の言い分としては、襲い来るラクダを射殺して何が悪い、でしょうか。
こちとら熊との戦いです。ラクダがどれほど獰猛かは知りませんが、熊は無条件に怖い。死んだふりしても許してくれないほど。だから道民も、家に熊が訪れたら、猟友会のおじさんたちに頼んでしとめてもらいます。射殺の意味合いでは、一緒。
でも異なるのは、道民は熊を持ち込んだわけではなく、熊が近くにいることを知っていながら住んでいること(それもまた妙な話ですが)。さらに、熊が増えたようだからさぁ殺そう、とはならないこと。

とっても流暢な英語をもってしても、上記の話は豪州人には伝わりません。
それはそれで仕方が無いし、だからこそ国際交流に意味があります。お互い違いますなぁ、で済ませばいい。
そこに「相手は、決してオーストラリアの人ばかりではないのだろう」などと人類共通の問題にすりかえるから、話が地球温暖化に結びついちゃって、迂闊にも我が宰相が大風呂敷な25%なんてお約束をしてしまいます。

豪州のみなさん、せっかくの機会だから原点に戻ってモータリゼーションをラクダにしてみては。地球温暖化防止のためにも。究極のエコカー。浜松市動物園

ところで北海道では、豪州の鳥・エミューを食べる風習があります。
ロータリー青少年交換事業で北海道に滞在している豪州の高校生には刺激が強くて、あまり話題にはしてませんが。
早朝 座禅。
午前 ビッグイシュー卸へ昨日届いたフライヤーを届ける。
お昼 ロータリークラブ例会。
午後 市内回り。帰社。総務に若力会の事務作業をお願い。
 
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by top_of_kaisya | 2009-12-03 18:37 | 社長の孤独な仕事 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 道野 at 2009-12-03 18:46 x
 人間は、どこまでいっても他の生物(植物も含め)からしか、エネルギーを補給できません。たとえエネルギー補給できる食物を生成する技術ができたとしても、他の生物から得られるエネルギー以上に効率がよくまた美味しいものはなかろうと思います、多分。それが食物連鎖ですから。感謝してクジラを食べている(いた)日本人を、西洋人は感情に任せてこれだけ悪し様に批判しますよね、ほんとに。自然を征服しようとする西洋人(クジラを殺してはいけない、というのも、ある意味自然を人間がコントロールできるんだという発想ですから)とは、一線を画する日本的環境政策を打ち立てることができれば、こんなにすばらしいことはないのですが。
Commented by top_of_kaisya at 2009-12-04 08:28
恐縮です♪
あとは犬を食す韓国文化と我が国愛犬家の邂逅でしょうかね(笑)
Commented by 道野 at 2009-12-04 15:33 x
 まあそうですね。私は犬であっても、その食文化を悪し様にいうのはよくないという判断です(自分は食べないとしても)。もっとも、韓国で、蚕の幼虫を煎ったものを「うえーっ!」と言いながら食べて、先生に怒られたことがあります(15年ほど前のことですが、普通に街角の屋台で売られていました)。今でも失敗だったなと、反省しきりです(最終的には、結構食べましたけれど)。
 相手の文化を尊重する気持ちが、一神教的発想からは生まれにくいのかもしれませんね。
Commented by top_of_kaisya at 2009-12-04 16:40
ではまずはウチの豪州人に道南のエミューを紹介してみましょう。
「うえーっ!」と言うか(笑)