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火曜日の動静

投票日直前のテレビは、選挙の争点をいろいろ挙げてくれます。どれも似たようなもの。あとはどれだけ偽善的に伝えるかで、差別化を図ります。
先週金曜日の報道ステーション「2009政権選択」。特集は「教育費の負担 奨学金…不況で揺らぐ返済」がテーマでした。
お金がかかるから専門学校へ行けなかったと語る洞爺湖町の娘さん。奨学金を得て大学を卒業したものの、収入が乏しくて返済できない沖縄の女性。このお二方にインタビューしています。

ロータリー財団
の仕事のひとつに、海外での研究を希望する学生・院生へ支給する「国際親善奨学金」があります。現在私も地区委員として携わっています。OGに国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんがいたりして、フルブライトほど有名ではありませんが国際的には信頼性が高く、支給額でも恵まれた奨学金制度です。
産経サイトより借用この”財団奨学金”は、返済の義務がありません。その代わり「社会への還元」を求めます。崇高な理念です。だからといってすべてうまくいくわけではありません。財団ですから基金の運用益が重要になります。此度のリーマン・ショックが見事に直撃し、来年以降の財団運営は大幅に見直されることになります。

十九歳の地図私が大学進学時分、新聞社による奨学金がずいぶん伝えられていました。販売店住み込み(或いは借り上げの寮)だから住居の心配は無し。配達等の毎日(毎朝)の負担は当然ありますが、勤め上げれば奨学金は返済の必要無し。
そういう勉学のスタイルもあるのかと、日本経済新聞の説明会に参加したこともあります。その後、「親御さんに説明に伺いたい」といった電話がかかってくるようになりました。積極的なのか、それだけ奨学生が集まらないのか、高校生ながらに二律背反の気配が窺えました。
朝日新聞の同期入社のひとりにまさに、朝日の奨学生がいます。販売店での実習では、さすがにかないませんでした。

その朝日新聞から星浩編集委員が、同番組に出演していました。
VTRを見て、その実態を嘆くだけ嘆いて、次のコーナーへ。
せっかく「我が社をはじめ新聞各社にはこういうシステムがある」と紹介する絶好の場面、のはずなのに。彼女たちのような状況にならないために用意したセーフティーネット、のはずなのに。
それともテレビを通じて紹介すると都合が悪い制度なのか。
早朝 座禅。
午前 会議。業務推進部長。
午後 市内回り。帰社。来客。会長。
  会長会食。