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火曜日の動静

一昨日(日曜日)道新の「対論」。入札最低制限価格の引き上げについて。こちら側は、開発OBの道建設業協会専務理事(63)。対するは全国市民オンブズマン連絡会議幹事で弁護士の大川隆司氏(69)。
大川氏は最低制限価格制度の欠点として「入札額が制限価格を1円でも下回れば、応札者が自動的に失格にな」ることを挙げています。
入札者が、独自の企業努力や技術開発で低価格工事を実現しても、無条件で門前払いされてしまうわけですから、合理性に欠け、硬直した制度と言えます。
半分は同感。同氏の今回の発言では、指名と一般競争との区分に触れていません。「門前払い」の前段階には、指名で土俵にあがれるかどうかが大きな問題になります。当社が航空レーザを使っての提案をしても、「前例が無いから」でまず外され、業者としては「実績が無いから」で外されます。では実績を積むにはどうすればよいか。指名を受けなければ入札に参加できません。その指名は、実績のある業者から選ばれます。つまり、いつまで経っても入札に参加できないわけです。企業努力を金でしか評価できないところが、オンブズマンの悪い癖です。
最低制限価格を設けるにしても、はじめから予定価格の90%としてしまうのは、行政の財政負担増につながり、納税者の理解を得られにくい。都道府県発注工事の2007年度の平均落札率を見ると、90%を下回る都道府県が半数以上を占めていますが、北海道は92.7%と高水準です。
逆に言えば、90%超の都道府県は半数近く、ということになります。そのなかで93%弱の本道は、まだ低い方ではないのですかね。この発言だけを捉えれば。
低価格入札での工事は品質が下がるという指摘もありますが、宮城県の調査では、低価格の方が、工事の質を評価した工事成績点が高かった年もあります。落札率と品質に相関関係はないのです。
言い切りますね。えらい自信で。
サーチナサイトより借用工事直後の検定なら、設計通りに行ったかが問われるだけです。評価点には担当者の受け答えがよかったかなど、主観が大きく影響します。必ずしも成果品そのもののみの点数ではないのです。低価格の割にがんばったから点数が加味されたとして、その橋にヒビが入るのは10年後でしょう。そのとき79歳の大川氏を、横浜から仙台まで引っ張り出して、落ちたロンドン橋を見せて今回の発言を検証したところで「わしゃそんなこと言わんゎ」とボケるだけです。
制限価格引き上げは低価格入札の業者の排除につながるため、新たな談合の温床にもなります。
結論はいつもこれ。この人たちの業者性悪説。
ダンピングする業者はどうなのか、原価を割った仕事を回された下請けはどうなるのか。その先の広がりにはまったく目が向けられない、視野の狭いお話。
早朝 座禅。
産経サイトより借用矢田亜希子といい酒井法子といい、いかにもクスリやりそうな男とどうして結婚するのだろう。先月の社訓にも書きましたが、そういう危ないのがモテるのですかね。
というのが今朝の(私的)公案。

スポニチによれば矢田亜希子は「ショックのあまり泣き崩れた」そうで。見た目で判断するのもナニだけど、クスリでなくても反社会的な何かをしでかしそうな。そんな危険な男が好き、だったのだから、今さら泣き崩れても気の毒な感じが全然しない。

午前 会議。業務推進室長。会長。
午後 ガバナー事務所。帰社。市内回り。帰社。