【映画】 愛を読むひと


タイトルに「愛」が付くと、それだけで興醒め。原作邦題の「朗読者」がいかによかったか。

ドイツを舞台にし、ドイツ人がナチスを語るときの英語の違和感。1958年に年寄りから子どもまで流暢な英語で日常会話を展開されては、それだけでウソっぽくなる。「ワルキューレ」も観たかったけど、戦時中にヒトラーが英語で会議を行うわけがないので観なかった。のに。本作が英語劇だとわかっていたら、観なかった。「anan」の映画評で稲垣吾郎がニュルンベルク裁判と混同しているが、敵性語で問い詰める場面を切り取ればそれもやむを得ない。

公式サイトヒトラーを演じたブルーノ・ガンツが本作ではナチス時代を説く教授役。そのヒトラーの秘書だったアレクサンドラ・マリア・ララが、証言に立つユダヤ人女性。こういう人事異動は、いい。

監督は「リトル・ダンサー」を撮ったスティーヴン・ダルドリー。あれは泣ける。本作も、ハンナの最期で〆ていたら泣いたかも。

ユナイテッド・シネマ札幌にて
 
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by top_of_kaisya | 2009-06-22 20:41 | 読/見/観 | Trackback | Comments(0)
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