【映画】 女工哀歌


”じょこうエレジー”と読みます。
シアターキノ17周年記念「反貧困映画祭」の4本のうちのひとつです。

中国の労賃にはかなわない、と日本の経営者は嘆いています。
本作を経営者的目線で観れば、安くこきつかわれる彼女たちへの同情と同時に、日本経済を立て直せるとは思えぬ絶望感で凹みます。「安かろう」を良しとする部分と、「比較して高くても」の部分を混同させてしまったグローバリズムの結末です。競争原理を導入しておきながら、ダンピングするなという役所と、格差問題を論じるマスコミには、率先して「安かろう」に重きを置いたくせに何を今さら、という思いです。

同じ搾取でも、フェアトレードとして問題視した「おいしいコーヒーの真実」とは異なる印象。

本作上映中に、彼女たちは50本のジーンズを縫い上げる、とのエンドロールで量的な実感を得られます。
ただ、中国ですから本作もやすやすと出来たとは思えず、それについても最後に触れています。

なお、シアターキノの受付には「反貧困映画祭」の関係商品としてビッグイシューを置かせていただいております。

シアターキノにて  ■ 公式サイト
 
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by top_of_kaisya | 2009-04-22 21:30 | 読/見/観 | Trackback | Comments(0)
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